2007-01-01から1年間の記事一覧
01年発表のレディオヘッド5作目。冒頭から「何年も何年も待っても何も来なかった」と歌われると困ってしまうが、これはいい。大好きな『ピラミッド・ソング』は水の中に入っていくPVが印象的で、唯一このアルバムだけはレンタルして聴いたことがあった。で…
2000年発表の4作目。これは暗い!売れた後のチルアウトといった感じか。エレクトロニカの導入によって趣が大分変わったが、『オプティミスティック』から『イン・リンボー』に至る流れは夢幻の境地で頭が回りそう。 ニルヴァーナみたいに売れた後死ぬことは…
97年発表のレディオヘッドのサード。この辺りから来ますね。弟の結婚式で使われていたのは『ノー・サプライゼズ』でした。『パラノイド・アンドロイド』のPVは見たことがある。少し気持ちの悪いアニメーションだったが印象に残っている。淡々とした演奏に…
95年発表のレディオヘッド2作目。大分ファーストからは進化しているが、まだ足りない。結構POPだが、後半は後の怪しさが見え隠れしてくる。ベストトラックはあえて挙げれば『ブラック・スター』かな。でももう一歩足りない感じですね。仮にこのアルバムで…
2007年最後はレディオヘッドのBOXで締めることにした。以前から気になっていた『ピラミッド・ソング』や弟の結婚式でかかった曲(曲名知らず)など、ひっかかっていた曲が多くて、この機会に全部聴いてみることにした次第。 とりあえずファーストの『パブロ…
『東京ローズ』は先日JANISで借りた時に書いたので省略。ちゃんと買いました。 さて、ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズの40年ぶりのセカンド。これは巷で密かに盛り上がっているが、想像以上にいい。FMで1曲目の『トーク・イ…
ヴァン・ダイク・パークスの4作目は1984年に発売された。その後の来日公演(1988年)で演奏された『オポチュニティー・フォー・トゥー』がきらびやかな内容だったので、このウサギの可愛いジャケットを手にしたように記憶している。でも正直あんまり聴いて…
ヴァン・ダイク・パークスの75年作サード。これだけ未聴。最初は地味な印象だったが、LPでいうB面からのカリプソ爆発はかなり勢いがある。前作では比較的シンプルで骨太だったテイストが、ブラスが入ることでかなり華やかになっていて、聴いていて単純に楽…
細野晴臣絶賛の72年作。このセカンドが出た翌年にははっぴいえんどのラストアルバムがリリースされており、『さよならアメリカ、さよならニッポン』がヴァン・ダイク・パークスによってプロデュースされている。昨年末か今年頭の坂本龍一との対談でもヴァン…
萩原健太いわく「国民の義務」ということで、ヴァン・ダイク・パークスの再発盤を一気に購入。 最初に聴いたのは確かFMの特集番組だったと思う。ヴァン・ダイク・パークスとフランク・ザッパの特集が連続で放送され、そのどちらにもカルチャーショックを受け…
これはめちゃめちゃかっこいい!全編ソウルカバーの5作目。『モンキー・タイム/ダンシング・イン・ザ・ストリート』のメドレーが白眉。 いわゆるフィリーソウルの繋がりがトッド・ラングレンと直結していることを確認出来る。なるほど、そういうことか・・…
もう1年前になるのか・・。CCLemonホールで行われたムーンライダーズ30周年の締めくくりをおさめた2枚組DVDが発売された。ちょっと高かったけど義務なので購入。実際のコンサートも会社の人と見に行った。 当時も書いたが、やっぱり見返してみても『シナ…
孤高の世界。ローラ・ニーロのサードはほぼピアノ弾き語りの神の声のような雰囲気のアルバムだ。たまにブラスやドラムが入って花を添えるが、あくまで添え物でどこかぎこちないプロダクションのように聴こえる。基本は弾き語りで完成してしまっているんだろ…
2001年1月にNHKで放送された番組のDVD化。伝説の番組とのことだが、単純にゲストが多彩で楽しく、あがた森魚なんかも出ているので雰囲気としてはムーンライダーズの30周年と似たところがある。最近の一連のトリビュートや振り返り、そして新作発表と…
傑作!頭3曲で完全に持っていかれる68年作のローラ・ニーロのセカンド。かっこいいですよ、これは。とにかく1曲の中でテンポがめまぐるしく変わる緊張感。名盤の誉れ高い作品ではあるが、こんなにエキセントリックだとは思わなかった。 やっぱりCBSに移っ…
以前、ローラ・ニーロの「スマイル」が好きだということを書いたが、今回初期作品が揃って紙ジャケリマスター再発されたので、一気に購入した。ボンゾ・ドッグ、ピーター・ガブリエルと続いて、やっとDUの予約も完遂。今年は大変な年だった・・。 内容は67年…
ということで、やっと読み終えた。とてもためになる本。最近のディスクガイドとしてはレコードコレクターズの各年代ベスト100が店頭を賑わしたが、当然ミュージシャンの本なのでそれらとは一線を画する内容。本人のブログを読んでいる雰囲気もあり、かつ一冊…
ああ、これはいい!プロダクションがしっかりしていると曲本来の魅力が増す好例ですね。1曲ごとに味わいが違います。この人は2003年に自殺しちゃったんですね。アルコールとドラッグに悩まされて・・・。矢沢永吉じゃないけど「もったいない・・」。何で死…
今月末に一連の作品が再発されるが、財政的にかなりきついので本作を事前確認とあいなった。89年作だからもしかしたら細野晴臣をゲストに迎えた来日公演の後に出たものか?当時友人と見に行った記憶がある。 一聴してストリングスとホーンの使い方が美しい。…
日本人にとっての演歌のように黒人にとってのソウルは存在するようだ。2本目の柱のタイロン・デイヴィス。でもどうも借りたやつはベスト盤のようで、直枝の推薦盤とは異なる模様。タイトル曲も80年代の再録だった。 魅力はボーカルなんだろうが、その良さ…
ブルーハーツとかハイロウズとかは自分の人生に関係ないと思っていたが、FMで聴いた「うめえなあもう」に一発でノックアウトされた。これはいいですよ。「すすむ すすむ ご飯がすすむ」ってそれは何なの?まずは笑ってしまうが、何より演奏にキレがあり単純…
直枝政広の本を買ったのは「Edo River」から「ガールフレンド・アーミー」にいたるカーネーションのソウル路線の秘密を知りたかったのが一番の理由だ。とにかくあの時期のめくるめく世界はかなりの中毒症状で、当時ソウルにはまっていたという直枝の発言から…
昨日は星占いで「掘り出し物が見つかる」とのことだったので、レンタル返却に合わせてお茶の水を徘徊。一風堂のVOXでも見つかるかな?と見ていたらシネマを見つけた。再結成盤が出ていることは知っていたが3000円はちょっと今きついなあと思っていた矢先の18…
ということで次はオールマン・ブラザーズ・バンド。各所で名盤扱いされているので、とりあえずお勉強で聴いてみた。7曲しか入ってないのに78分もあり、1曲が長い!LP片面全部使って1曲というのは珍しくはないが、要はソロパートが多いのだ。マイルス・デ…
マイルス・デイヴィスを聴いたのは確か高校時代の友人宅が初めてだったように思う。「この頃のマイルスはいいよねー」と紹介してくれたのは恐らく50年代の音だったように思うが正確には覚えていない。僅かな記憶を頼りに最初に手にしたのは「カインド・オブ…
直枝政広絶賛のエリオット・スミスを聴かないわけにはいかなくて手に取った。いきなり応用編から入るのはきついかとも思ったが、そこはレンタルの強み。トッド・ラングレン好きにファンが多いというのは宅録マルチプレイヤーぶりが70年代初期にだぶってみえ…
怒濤の再発ラッシュに財布がついていけず、遂にレンタルで事前確認とあいなった。このアルバムは74年作。これとヌートピアはちょっと気が引けていたのだが、結構いいじゃない。マジックはないけど。確かオノヨーコと別居してやりたい放題だった頃の作品で、…
遂に破産寸前(前からか?)ということでお茶の水のJANISへ逃げ込んだ。金のない時はレンタルに限る。久しぶりに借りたので会員更新料がかかった。およそ2年ぶりくらいだろうか。以前通った時も久しぶりだったが、勢いに乗ってMDが一気に100枚くらいになっ…
ビーチボーイズの「サーフス・アップ」が大好きだと言う話は以前にも書いたような気がするが、なかでも「ティル・アイ・ダイ」と「ディズニー・ガール」は出色の出来で、前者はブライアン・ウィルソン、後者はブルース・ジョンストンの曲だ。本作はそのブル…
一連のザッパの紙ジャケは2001年の再発当時手が出なかったため少しずつ買い集めているが、今回本作が出てきたのでやむなく購入。既に購入済みかどうか自信がなくて一瞬ダブりかと思ってたじろいだが、本作と「グランド・ワズー」は入手困難で買えていなかっ…