2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

はちみつぱいLIVE BOX disc 8

74年11月の解散コンサート。さよならロックンロール少年、ロックンロール少女。有名なこの台詞は残念ながら収録されていない。 まず音がいい。ベースが随分鳴っている。オープニングはかしぶち哲郎のソロで『紡ぎ歌』。その後は『ウェディング・ソング』だ…

はちみつぱいLIVE BOX disc 7

どこかのブログで同じようにこのボックスを1枚ずつレビューしている人がいて、後半さすがに飽きてきたようなことを書いていたが、確かに少し麻痺してくる。まるで永遠に続くかのようなこの感覚。でも次のディスクではもう解散なんだよなあ。 しばらくためて…

はちみつぱいLIVE BOX disc 6

perfumeのライブをケーブルで見たり、大量にニコニコ動画にアップされた坂本龍一のサウンドストリートを聴いたりと忙しい毎日。年末年始にかけては特にNHK-BSで音楽関連の番組が目白押しだ。ビートルズ系はやっぱり多いですね。 74年郡山ワンステップ・フェ…

はちみつぱいLIVE BOX disc 5

5枚目。ここまで来て、まだ半分であることにまず驚く。本当にボリュームのあるボックスだ。 ここから74年の音源に突入。代々木のライブハウスの演奏を丸ごと収録したもので、72分くらいある。オープニングは何と『ウェディング・ソング』で、『火の玉ボーイ…

はちみつぱいLIVE BOX disc 4

73年12月の渋谷ジァンジァンでのライブ。フル収録なのか、74分近くもたっぷりと入っている。若干音は籠り気味だが、演奏は余裕たっぷりでひとつコンサートを見たような感覚を与えてくれる。 あがた森魚に提供した『キネマ館に雨が降る』の自演や、かしぶち哲…

はちみつぱいLIVE BOX disc 3

3枚目は73年12月にシュガーベイブの1stコンサートに客演した時の演奏。うん、これは素晴らしい! 冒頭にはちみつぱいを紹介するのは大貫妙子。そのまま『月夜のドライヴ』に入っていく。音も比較的良くて、臨場感が伝わってくる。和田博巳のベースが太くて引…

はちみつぱいLIVE BOX disc 2

2枚目は72年仙台の音源から73年のTVK出演時のものまで。仙台での演奏はエキセントリックでほんとにマザーズみたいだ。 以前も書いたが、かつて卒業旅行で九州に出かけた時に、阿蘇山へ向かう電車の中でこの曲とあがた森魚の『いとしの第六惑星』を思わず窓の…

『THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974』

臨時収入が入ったので、また10年後悔しないために、はちみつぱいのLive9枚組ボックスを購入。これで幸せな年末年始を手に入れた。 はちみつぱいはムーンライダーズの前身バンドだが、70年代初期の活動中にアルバム1枚、シングル1枚しか出していない。そのア…

ムーンライダーズ『dis-covered』

やった・・。遂に見つけた!ムーンライダーズ98年リリースの『月面讃歌』セルフ・カバー・アルバム。探しましたよ10年間。この年末はこんなのばっかりだな。アニー・ハズラム、ベアズヴィル・ボックスに続いて、密かに快挙!ディスクユニオンに本当にサクッ…

『ベアズヴィル・ボックス』disc 4

最後! 85年に事実上休止したベアズヴィル・レコードの最後期を収めたこのディスクには70年代後半から80年代前半の音源が並ぶが、若干失速気味なのは否めない。それでもベアズヴィルで一番ヒットしたというランディ・ヴァンウォーマーの曲はさすがに自分も聞…

『ベアズヴィル・ボックス』disc 3

最近はロックが本格的にオヤジの音楽になってきたと感じることが多い。ビートルズのリマスターもそうだし、会社で話していても話が弾むのは40代のおっさんばかりだ。ディスクユニオンで熱心にCDを漁っているのもおじさんばっかりだ。 このボックスの3枚目で…

『ベアズヴィル・ボックス』disc 2

ちょっと地震に驚きながら2枚目を聴いています。 ディスク2はハングリー・チャック、ボビー・チャールズ、ジェシ・ウィンチェスター、ポール・バターフィールドといったアーシーなアメリカン・ロックを集めた1枚。96年の初回発売当時は未発表曲の嵐だったよ…

『ベアズヴィル・ボックス』

96年に出てその後廃盤になっていたベアズヴィル・レコードのボックス・セットが奇跡の再発!探したなあ、これも。出た時は「トッド・ラングレンは全部持ってるからいいや」と見過ごしていたが、その周辺の音楽が軒並み収録されていて、レコード・コレクター…

フリート・フォクシーズ『Fleet Foxes』

08年にリリースされたフリート・フォクシーズのデビュー・アルバムは、その年岡村詩野さんがベストアルバムに入れていたので気にはなっていた。その後、各方面で話題になっていることや、鈴木慶一がムーンライダーズの新作に関するインタビューで話題に出し…

プリファブ・スプラウト『The Gunman And Other Stories』

01年に出たこのアルバムは発売当時カントリー風ということで、「今何故カントリー?それもプリファブ・スプラウトが?」という違和感と「ヨルダン・ザ・カムバック」の大作主義への違和感から手が伸びなかった。 しかし、何といっても『スティーヴ・マックイ…