2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

フランク・ザッパ「Philly '76」

レコード・コレクターズ曰く、ジョージ・クリントンと共に頭の中に象を飼っているフランク・ザッパの新作はライブ丸ごと収録シリーズ2枚組。例によってサイト限定盤だがディスク・ユニオンで扱うので少し値が張ったが満を持して購入。何つっても面子が凄い。…

ファンカデリック『Standing On The Verge of Getting It On』

ファンカデリックのアルバムはワーナー移籍以降の紙ジャケを除いたウェストバウンド期のアルバムが一気に再発された時期があったが、パーラメントがボックスで出たりもしたので、いずれ紙ジャケで出るだろうと思って買うのを控えていた。でも一向に出ないの…

トーキング・ヘッズ『Stop Making Sense』

トーキング・ヘッズの映画。国内盤のDVDが現在廃盤のようで、入手できなくて困っていたが、中古屋で発見!通して見るのは久しぶりだ。予告編だけ見てもカッコいい。 公開当時はピーター・バラカンのポッパーズMTVで盛んに紹介されていたので、半分見た気にな…

ハウディ・ムーン『Howdy Moon』

何気なくフィフス・アベニュー・バンドのコーナーを見ていたら見つけた74年作品の再発盤。最初に見た時は少し迷ってしまった。フィフス・アベニュー・バンドは大好きなんだが、関連作品でピーター・ゴールウェイ以外はどうも印象が良くなかったからだ。最初…

カーティス・メイフィールド『Curtis』

何故か持ってなかったカーティスの70年リリース1st。これはいい。 94年の再発時に『バック・トゥ・ザ・ワールド』や『アメリカ・トゥデイ』なんかは買って聴いていたが、1stだけは手を伸ばさなかった。お金がなかったのかな。でもこのアルバムに必殺の『Move…

デヴィッド・シルヴィアン『錬金術』

85年にカセットのみで発売された作品。1stの『Brilliant Trees』と2ndの『Gone to Earth』の間に位置するタイトルとあって、全面インストとはいえまだポップだ。レイン・トゥリー・クロウにも少し似た風合いをもっていて、余り飽きさせない。 昔Whether Box…

『ヒート・スケール』サンセッツ

サンディー&サンセッツは実はあまり積極的に聴いてはこなかった。細野晴臣がプロデュースしていたりするので、普通であれば手が伸びていそうなものだが、何となく当時はシーナ&ロケッツとイメージが被っていたりして、「ちょっと毛色が違う」という印象が…

エリック・カズ『Cal-De-Sac』

74年リリースの2nd。中古屋で度々見かけていてどうしようかと迷っていたが、やっと手を伸ばした。 このアルバムは渋谷系の元ネタとして度々紹介されていたし、直枝政広の『宇宙の柳、たましいの下着』でも触れられていたので、「いつか聴かねば」と思ってい…

スクリッティ・ポリッティ『White Bread Black Beer』

スクリッティ・ポリッティが99年に『アノミー&ボノミー』で11年ぶりに復活した時は驚いたが、これはそれから更に7年経って06年にリリースされた5作目。ホーム・レコーディングで非常に地味な印象があったので手を出さずにきたが、気にはなっていた。という…

コーネル・デュプリー『Teasin'』

Stuffのギタリスト、コーネル・デュプリーの74年リリース作。ここのところずっと聴いている坂本龍一のサウンドストリートで表題曲がかかってグッときたので中古で購入。 実はフュージョンというジャンルは余り聴かないので、Stuffなんかも通り過ぎてきたが、…

ウーター・ヘメル『Hamel』

07年にリリースされたオランダのボーカリストのデビュー盤を手にしたのはプロデューサーがベニー・シングスだから。これも高野寛経由での到着地点だ。当時はこれもJ-WAVE系で流行ったようだが、ダイアン・バーチ同様まったく知らなかった。でも、いいですよ…

ダイアン・バーチ『Bible Belt』

先日のベニー・シングスに続いてこのダイアン・バーチも高野寛が紹介していたアーティスト。「トッド・ラングレンやローラ・ニーロが好きな人なら絶対気に入るはず」という鉄板のコメントに誘導されて色々と見たり聴いたりしていたが、やっぱり良かった。肝…

Yellow Magic Orchestra『POSTYMO』

YMO

やっと買ったYMOヨーロッパ公演のDVD。どうしても映像ものは手が伸びるのが遅くなってしまう。08年6月のロンドン公演とインタビュー、ヒホン公演を収めた2枚組。 それまでHASYMO名義だったものが、復活後初めてイエロー・マジック・オーケストラ名義で公演を…

カレン・ベス『New Moon Rising』

75年にベアズヴィルからリリースされた女性SSWの3作目。先日ベアズヴィル・ボックス関連で検索していたらやたらと引っかかってきたアルバム。試聴したらまずオープニングの『Desert』でやられてしまった。この近辺ではどこに行っても置いてなかったのでアマ…

はちみつぱいLIVE BOX特典ディスク

最後はディスクユニオンの特典ディスク。音質面で収録が見送られた73年渋谷ジァンジァンでのライブだ。確かに音は悪い。でも今回のボックスはここまで聴いて完了でしょう。合計10枚。物凄いボリュームだ。 聴いてみて思うのは、既にあちこちで言われている通…

はちみつぱいLIVE BOX disc 9

ボーナスディスクは凄い。はちみつぱいは解散しているので、鈴木慶一とそのグループ名義。1曲目から細野晴臣のボーカルで『福は内鬼は外』が演奏される。ベースは鈴木博文、ギターは徳武弘文だ。 75年1月に開催されたシュガーベイブの2ndコンサートからの音…