2010-12-31から1日間の記事一覧

フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション『Absolutely Free』

サニーデイの新譜で2010年を締めくくろうと思ったが、家人が紅白を見ながら年が明けるまで寝そうもないので仕方なくザッパの2ndも聴くことにした。67年リリース。アナログからの買い直しだ。 1stの『フリーク・アウト』が意外に聴きやすい内容だったのに比べ…

サニーデイ・サービス『本日は晴天なり』

こちらも買いそびれていたサニーデイ・サービスの新譜。まさかの再結成だった。 1曲目から不協和音が妙にひっかかる『恋人たち』。2曲目の『Somewhere In My Heart』はサニーデイとしか言えない不思議な青さが漂う。 彼等の解散直前のアルバム『LOVE ALBUM』…

マシュー・スウィート&スザンナ・ホフス『Under The Covers Vol. 2』

09年に出たマシュー・スウィートとスザンナ・ホフスによるカバー集2作目は買おう買おうと思ってスルーしてきていたが、今回目出たく入手した。今回のカバー曲は下記の通り。 1.「Sugar Magnolia」Grateful Dead 2.「Go All the Way」Raspberries 3.「Second …

ライ・クーダー『JAZZ』

78年リリース。オープニングはジャズというよりラグタイム風の印象だ。坂本龍一のスコラでのジャズの回でもそのルーツにラグタイムやマーチがあることが触れられていたが、その辺りを30年以上前に世の中に提示した貴重な記録だ。本人は駄作扱いしているそう…

フランク・ザッパ「HAMMERSMITH ODEON」

やっと見つけたザッパの3枚組ライブ盤。絶頂期の78年ロンドン公演で『シーク・ヤブーティ』の音源としてリリースが待望されていたもの。収録曲はこちら。 DISC 1 (tt 55:41): 1. Convocation/The Purple Lagoon (1-27-78) 2:18 2. Dancin' Fool (1-27-78) 3:…

高橋幸宏『LIFETIME, HAPPY TIME 幸福の調子』

心痛3部作も年内でおしまいにしておこう。92年リリース。オープニングの曲は当時CMでよく流れていた。 これが嫌だった。でも今聴くと表層的なイメージに振り回されていた自分を後悔。要するに薬を飲みながらどん底から復活して元気になってうれしい訳だ。そ…

アイズレー・ブラザーズ『シルクの似合う夜』

83年リリースのT-Neck最終作。これで長かったアイズレーとの旅もおしまい。 実は買い直しになるが、以前レビューした時は必ずしも好きではない、といったようなことを書いたと思う。ただ、途中のアルバム群を聴いてきた耳には別の聴こえ方がしてきた。これに…