2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
66年リリースのバーズ3rd。先日買い逃していたが、セール対象品にしたのか、同じ店にサクッと置いてあったので急いで購入。買い直し。このアルバムは好きなんです。 元々はビートクラブで『霧の8マイル』を見てからその収録アルバムを探して行き着いた訳だが…
見ました。今回から細野晴臣と高橋幸宏、ピーター・バラカンをゲストにリズムを語っていく。 一番驚いたのは軍楽隊の話。ワークショップで小学生を円になって歩かせている姿に気味の悪い感覚を覚えたが、リズムに従って体が自然に反応することを軍隊の行進に…
87年リリースのライ・クーダー10作目。タイトル曲は当時PV をポッパーズMTVで見た記憶がある。ピーター・バラカンもライ・クーダーが大好きなので、何かあると必ず紹介をしてくれた。『Across The Border Line』がロンサム・カーボーイのCMで使われていたの…
77年リリースのライブ盤。曲数が8曲と少ないのが残念だが、まるで客席でビールでも飲みながら見ているような気になる、リラックスした、でも緊張感のあるいいライブ盤だ。 フラーコ・ヒメネスとの共演バンドがすっかり板についていて、スライド・ギターは脂…
ホール&オーツは意外と見過ごされがちなアーティストだ。このベストはソニーのデジカメのCMで『Private Eyes』が使われた時に出たもので、何といってもヒット曲満載。しばらく中古屋で探していたが、やっと見つけた。中でも『Wait For Me』が気に入っている…
今回はフリー・ジャズ。オーネット・コールマンの名前はよく聞くが、はっきり言って未開拓領域。敷居が高過ぎて入れない気がする。 しかし、山下洋輔の指導の仕方は単純で、ドラムに「自分が叩けるなるたけ早いリズムを刻んでごらん」と言ってみたり、「自由…
74年リリースのライブ盤。『コート・アンド・スパーク』の後に出たアルバムで、それまでのベスト的な選曲をLAエキスプレスのメンバーでフュージョン風に再解釈した初期楽曲群が並ぶ。自分は初期をあまり知らないので、ここでの再解釈ぶりを堪能することがで…
ライ・クーダーのアルバムは『Paradise And Lunch』しか持ってなかったが、『My Name Is Budy』が出た時にすこぶる評判が良かったのと、リトル・フィートやヴァン・ダイク・パークス、キャプテン・ビーフハートと、好きなアーティストとの関わりがあることで…
04年リリースのこの作品はレンタルで借りて聴いて以来ずっと探していた。こそっと500円であったので「やった!」と手に取った。これ、好きなんですよ。 小西康陽プロデュースの『3』は結構好きで聴いていたが、福富幸宏という人は綺麗な音を作る人だ。リミ…
72年リリースの5作目。前作『Blue』と次作『Court And Spark』の間に挟まれて地味な印象があるが、とてもいいアルバムだ。『Cold Blue Steel And Sweet Fire』『Electricity』『Woman of Heart And Mind』等、引っかかる曲が多い。 ジョニ・ミッチェルの場合…
90年リリースのソロ作。安く手に入れたら何と1曲目と2曲目は音飛び!これには参った。いい作品だけに印象が台無し。これは買い直しだな・・。 で、3曲目の『Let Me Up』からまともに聴けたが、これは良かった。 基本的にELOの厚い音が全編に渡って味わえるい…
フリー・ソウルは以前レンタルで何枚か借りて聴いていたが、これで出会ったアーティストも多い。今回はこれもまたKiKiKIRINJIで紹介されたダイアナ・ロスの『One Love In My Lifetime』目当てで購入。いい曲だ。 24曲も入っていて凄いボリュームだが楽曲にブ…
今回はモダン・ジャズ。ビバップからモードへ、という流れを分かりやすく解説してもらい、やっとその意味が分かった気がする。なるほどコードの連続技から音階に移行して、そこをクールと評していた訳だ。 マイルスの『Kind of Blue』を聴きながらこれを書い…
93年リリースの坂本龍一プロデュース作。先日FMで『Birds』がかかって急に思い出して探したら中古屋で安く売っていた。とても綺麗な作品だ。 93年といえば『テクノドン』が出た年。後味の悪い再結成劇を繰り広げていた頃に一服の清涼剤のように世に出ていた…
デラックス・エディションで最近盛り上がっている72年作。70年代のストーンズはとても好きだが、左程詳しくないのであまり手を出さずにいた。このアルバムは元々は2枚組でそのボリュームに引き気味だったが、先日青山陽一がつぶやいた『Loving Cup』でやられ…
80年リリースのソロ5作目。これは何といっても『Fat Cat』。 とにかく強烈なビジュアルに最初は驚いたもんだが、JBの絶頂期にベース・プレイヤーで参加してその後ジョージ・クリントンのP-Funk軍団に参加してからは快進撃の絶好調で、強烈な演奏と粘っこい声…
これもキリンジのi-Radioで紹介されていたタイトル。06年リリースの3rdアルバムのようだ。ジャズ・ファンクというやつで、基本的に全曲イカしている。 インスト・バンドのようだが、半数くらいの曲にゲスト・ボーカルが入っていて、アクセントになっている。…
初期のジョニ・ミッチェルは今まであまり手を出さずにいたが、『チェルシー・モーニング』をFMで聴いて以来「ああ、これは聴かねば」と思って物色している。初期の名盤とうたわれる71年作のこのアルバムは度々目にしてはいたが、何となくスルーしていた。で…
71年リリースのバーズ最終作。この後後味の悪い再結成アルバムがあるが、実質これでおしまい。勿論解散前提で作られた訳ではないので、とてもいいアルバムだ。渋いなあ。 『(Untitled)』以降の鉄壁の布陣で録音されたカントリー・テイストの楽曲群は普通に…
今見ました。今日は朝というより夜中に起きてしまったので、ちょっと頭がボーッとしていてきつかった。 今回はジャズに入る直前のビッグバンドの話。会社の先輩がカウント・ベイシーのファンだったが、そもそもそれがジャズに繋がっているということ自体知ら…
歴史から忘れられているバーズの68年作。バーズというと『ミスター・タンブリンマン』に代表されるフォーク・ロックの創始者として語られることが多いが、実際はカントリー・ロックの祖でもある。かくいう自分もバーズの中では3rdの『Fifth Dimension』が一…
元々は『スティーヴ・マックイーン』と『ラングレー・パークからの案内状』の間に出るはずだったアルバムがお蔵入りになって、4年後の89年にリリースされた作品。どうもこの人達はこういうのが多いが、2週間で録音されたとあって質感はシンプル。ある意味デ…
最近再結成して新作を出したサニーデイ・サービスのこれは97年リリース4作目。前作の『愛と笑いの夜』はちょっと暗くて弟にあげてしまったが、この作品はPVで耳にした『NOW』がいい曲だったのでずっと気になってはいた。それから10年以上放ったらかしておい…
オリジナル・アルバムとしては17年ぶりにリリースされたという03年作のこのタイトルは、83年にシングルで出た『ツール・ド・フランス』の拡張盤というイメージが強くて当時手を出さないでいた。実際、先行でリリースされたシングルでの音の変わり様にがっか…
至福の65分。次の曲がこんなに楽しみだったCD は久しぶり。 1曲目から飛ばしている。アレサ・フランクリンの『Rock Steady』だ。 この後も怒濤のファンク・チューンが続き、JBの『Cold Sweat』、ミーターズの『Hey Pocky A-Way』あたりまでは聴いていて目眩…
最後!74年作の7作目。ジャケットにあるように子供の泣き声から始まる穏やかな印象のアルバムで、後期ジョン・レノンや復帰後のローラ・ニーロのように安心して聴ける。 全編これでは少し退屈かな、と思ったら中盤から後半にかけて盛り返してきた。『Loose B…
口直しに鈴木慶一とムーンライダースの76年作を。結果的にムーンライダーズの1stのような扱いになってしまっているが、実際は鈴木慶一のソロとして制作された作品。最初メトロトロンからCD化された際には鈴木慶一名義だったが、今回そのバージョンがしれっと…
ヒンヤリとした感触の73年作。今回スライを買うきっかけになったのは冒頭の『In Time』という曲だ。 「リズムが複雑ですね。また聴き込んでみようと思っています」とキリンジ兄が言っていたが、ベースとドラムが替わってこの辺の奥行きが増している。リズム…
ここらでちょっと箸休め。72年リリースのブリティッシュ・フォーク。先日聴いたチューダー・ロッジと共にその筋では有名らしいが、これもKiKiKIRINJIでかかっていた曲で初めて知った。かかっていたのは『Buy or Beware』だが、こいつはいかしている。変わっ…
71年リリース。以前持っていたが魅力が分からず売ってしまっていた。ということで買い直しになるが、なるほどカッコいいと思った。 ビーチボーイズがブライアン・ウィルソン一人で『ペット・サウンズ』を作り上げたように、スライはこのタイミングでシリアス…