2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ジェリーフィッシュ『Live at Bogart's』

最近出たジェリーフィッシュの91年ライブ。元気がよくて演奏が上手。いいバンドですよね。 先日鴨居のららぽーとに立ち寄った際に購入しようとしたらタッチの差でこれと1stを目の前で買われてしまいました。こんなこともあるのか・・と驚いて悔しい思いもし…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ドビュッシー、サティ、ラヴェル編第1回

今回から坂本龍一の大好きなフランスの作曲家たちのシリーズ。曲を聴いているとまるで最近の坂本龍一の曲のような響きが聴こえてくる。ドビュッシーがガムランに影響を受けたというのは知らなかったが、ワークショップ等の音を聴いていて連想したのはやはり…

クレイジーケンバンド『ガール!ガール!ガール!』

09年リリース。CKBは久々に手にしたがやっぱり鉄板。今回も76分のフル・ボリュームだ。毎回2枚組クラスの物量でサービス満点だ。このアルバムはユニバーサルに移籍しての初アルバムでちっとも変わらないが少し分かりやすくなっているような懐かしいような。…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 古典派編第4回

古典派の最終回はベートーヴェン。以前この辺は同メンバーで語られたものが白熱教室で放送されてたのでリマインドに近いが、革命、労働、といった無骨さが出てきたナポレオンの時代の作曲家。最後に演奏された晩年の曲がトッド・ラングレンの『Birthday Caro…

奥田民生『Better Songs of The Years』

2枚組が続く。 08年に出たこのB面集はずっと気になっていた。最近通勤中に奥田民生をよく聴くので、今回ついでにと思い久々に寄ったユニオンで見てみると何と3セットも在庫が待ってくれていた、さすがに3500円は高いが1200円なら・・ということで購入。XTCで…

キリンジ『SONGBOOK』

提供曲のセルフカバーと原曲群の2枚組。原曲の印象の方が圧倒的にいいのは商売だからだろう。 i-Radioで何曲は耳にしていたが、提供先は藤井隆、bird、土岐麻子、古内東子、松たか子、鈴木亜美と多彩だ。しかも女性が多い。birdの編曲が田島貴男だったのには…

青山陽一『Blues For Tomato』

名盤は1曲目からいい。 青山陽一5年ぶり待望の新作は期待に違わず最高傑作となっている。冒頭の『炎とは何のことか』で千ヶ崎学のベースが唸る。強烈なグルーヴでここ5年間のライブハウスでの活動が凝縮された音像。実際にはBM'sとして中原由貴と伊藤隆博…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 古典派編第3回

今回はモーツァルト。岡田暁生の「壊れている」という表現が象徴するように、いかにその時代にあってモーツァルトが前衛であったか、という話が次々に証明されていく講義は鮮やか。世間一般の(勿論自分も含めた)モーツァルトに対する漠然とした固定観念を…

ザ・ビートニクス『LAST TRAIN TO EXITOWN』

来週発売予定の青山陽一の新作が決定的な名盤となりそうなのに興奮しつつ、失礼ながら地ならし的に聴いているビートニクス10年ぶりの新作。 WORLD HAPPINESSでライブを見ていたのである程度想像はついたが、とても落ち着いたメロディを奏でる円熟の音楽。あ…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 古典派編第2回

昨日は家族で高尾山に行っていたので、疲労困憊でノックアウト。今しがた録画してあったスコラの第2回を見た。 今回はハイドンということだったが、いわゆる伴奏の概念が登場してきたことに言及がされていた。音楽が構造的になっていく過程を見せられている…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 古典派編第1回

昨日から始まったスコラの第2シーズン。録画して今しがた見たが、やっぱり今回も面白い。ゲストはバッハ編同様、浅田彰、小沼純一、岡田暁生という面子で音楽の構造と時代背景、そのもたらす意味といった観点でロジカルに斬り込んでいく。しかも分かりやすく…