2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Perfume『JPN』

新作を限定盤で購入するため、たまたま新宿の仕事であることを利用してタワーの駅前出張販売で手にした。2年4ヶ月ぶりということでシングル曲満載のベスト盤的趣となっているが、その分既視感が強くてインパクトが弱い。少し音圧も下がったかな? とはいえメ…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ロックへの道編第1回

今回から「ロックへの道」編がスタート。ピーター・バラカン、北中正和、高田蓮と共に歴史を追っていく。第1回はロックのルーツの話だったので、思いついたのは50年代にこだわった細野晴臣の『Flying Saucer 1947』だった。 CDの方は大滝詠一の監修だが、御…

ムーンライダーズの新譜

来月発売される活動休止前のアルバム『Ciao!』の曲目がAmazonで明らかになった。何故か作者クレジット入り。曲目は以下の通り。 1. 主なくとも 梅は咲く ならば(もはや何者でもない) - moonriders, 鈴木慶一, 鈴木慶一, moonriders 2. ラスト・ファンファー…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ドビュッシー、サティ、ラヴェル編第4回

最終回は戦メリの自己解説と『ジムノペティ』が来た。浅田彰の「何を隠そう坂本さんも・・」という導入部に促されて自らの楽曲の構造について語りだすくだりはなかなか照れくさそうでいていいが、やはりその構造解説は面白かった。礼儀として戦メリを聴きな…

salyu × salyu『話したいあなたと』

オフィシャル・サイト限定で発売されたシングルが届いた。以前ダウンロードしたのはタイトル曲のみだったが、今回はThe Rochesのカバーとのカップリング。 カップリング曲もかなりいい。ライブで幾度か披露されていたようだが、透明感のあるコーラスは海外で…

カーネーション『UTOPIA』

来るべきニュー・アルバムに先駆けてリリースされたミニ・アルバム。『UTOPIA』という名称からトッド・ラングレンへのオマージュかと思いきや、意味合いは異なって震災後の様々な思いを込めた作品となっていた。 ゲスト陣が豪華。山本精一がギターを弾き、武…

ビーチ・ボーイズ『The Smile Sessions』

「神に捧げるティーンエイジ・シンフォニー」。遂に出た『スマイル』のオリジナル盤。何と44年の歳月を経て。当然ながらここにはオリジナルのオーラが漂っている。 04年にリリースされたブライアン・ウィルソン版の『スマイル』を聴きながら昨日は過ごしたが…

ベニー・シングス『i Love You』

05年リリースの2nd。驚く程今と変わっていないが、若干ポップ度合が強いかな。この人も天才だと思う。 ライブと書いてあるがこれは疑似ライブか?良く分からないがとりあえず音は凝っていて面白いし相変わらずコーラスやメロディの複雑さにシンプルなリズム…

バングルス『Sweetheart of The Sun』

バングルスのスザンナ・ホフスとマシュー・スウィートは2作程カバー・アルバムを共作しているが、その活動が見事に実ったバングルス8年ぶりの新作。昨日聴いたマシューの新作がイマイチだったので少し不安だったが、それを吹き飛ばす傑作。抑制されたポップ…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ドビュッシー、サティ、ラヴェル編第3回

今回はサティ。想像していたのとは違って騒音に焦点を当てた内容だった。サティの音楽を聴いていて真っ先に発想したのが『千のナイフ』の収録曲『グラスホッパー』だったので、坂本龍一の1stアルバムを聴きながらこれを書いています。 2つ驚いたことがある…

マシュー・スウィート『Modern Art』

ムーンライダーズの無期限活動停止に胸を痛めつつ、ボーナストラック入りを待ったマシュー・スウィートの新作。問題作と言われているが、前作でも勢いは落ち気味だったのでさして驚く程のものでもない。 『Living Things』で久々に復活したかと思いきや、一…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ドビュッシー、サティ、ラヴェル編第2回

昨日は一日中金妻の再放送を夫婦で見ていたが、そこにも出ていた森山良子がミュージック・フェアに45周年という企画でムーンライダーズと共演。最近出た新作を鈴木慶一が全面プロデュースしたからだが、そこで演奏された『6つの来し方行く末』が非常に良か…