2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ムーンライダーズ ルーフトップ・ギグ

一年の締めくくりとしてやはり触れた方がいいかなと思い、Ustで観たルーフトップの感想を。それにしても今年は凄い年だった。 震災の時は実は兵庫にいて、まったくといっていい程揺れを感じなかった。余りの事態の恐ろしさに必死で自宅に連絡をとって家族の…

キンクス『この世はすべてショー・ビジネス』

『セルロイド・ヒーローズ』を聴いていると「今年も色々あったなあ」等とごく普通の感慨に浸ってしまう。72年リリースのスタジオ録音盤とライヴ音源の2枚組。CDでは1枚で収録時間は69分だ。 『マスウェル・ヒルビリーズ』の後だけあって演奏は脂が乗り切って…

キンクス『フェイス・トゥ・フェイス』

一年間の疲れからか、腰に起因する右足の神経痛が再発して非常に痛い。寒いしね。ほんとに歳をとるのは大変だ。 こうしたオヤジが闊歩する年末の中古屋で売ったCDの査定額にガックリしつつ何とか捻り出して購入したキンクスの66年リリース4作目。以前プラケ…

スティーヴ・ウィンウッド『About Time』

青山陽一がTwitterでお勧めするまでは全くと言っていい程気にかけなかった03年リリースの作品。その後ピーター・バラカンのウィークエンド・サンシャインで『Cigano』を耳にして良さを確信した。でもって色々物色していたら色々なバージョンがあって、今回は…

矢野顕子『オーエス オーエス』

84年リリースの9作目。矢野顕子の復習は昨年末から断続的に続いているが、最近初期作品のリマスター等も出て中古市場も潤ってきた。もう少し手を伸ばしたいところだがyanokamiもあるし上原ひろみとの共作も出ているので金銭的に一筋縄ではいかなそうだ・・。…

キャプテン・ビーフハート『Unconditionally Guaranteed』

過渡期ものが続く。74年リリースの隊長の作品。マーキュリー時代の2作品はパッとしないので手に取らずにいた。この作品でズート・ホーン・ロロとロケット・モートンがバンドを去ってしまい、オリジナルのマジック・バンドは終焉を迎える。そんな悲しいアルバ…

キンクス『パーシー』

ここのところブラタモリがまた放送されているので観ているが、なかなか面白い。職業柄地図には関連が深いのもあるが、何より痕跡から歴史を辿っていくのがいい。ひとつのテーマを掘り下げてその時代背景を現地で追っていくんだな。こうした時間軸の旅は実は…

鈴木博文『Birds』

バーズの次は『Birds』ということで(たまたまだが)中古で安くGet。99年リリースの10作目。99年というと前年の『月面讃歌』リリース後ひと休みしていた頃の作品で、驚く程マイペースの変わらない風貌で鈴木博文はそこに立っている。 湾岸スタジオで気心の知…

ザ・バーズ『ロデオの恋人』

68年リリースのバーズ6作目。この作品は一度紙ジャケを見かけたことがあったが3800円とド高めだったので一度スルーした。中期の決定盤だと思っていたので易々と聴くのを控えていたが、今回あまりに安く置いてあったので咄嗟に手にとった。こいつはドカントリ…

プリンス『Diamonds And Pearls』

さて日常に戻ってプリンスの91年作。このアルバムは何故か持ってなかったので中古でド安めで購入。プリンスは比較的歯抜けが多いが、この前に出ている『グラフィティ・ブリッジ』が結構好きなのと、タイトル曲は何度も耳にしていたので手に取ってみた。印象…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 8

そしてビートクラブも終焉を迎えた。何かすべてが終わっていくかのようだ。 今回はまずカントリー&ウェスタン特集みたいな趣旨の回から始まる。バーズ、マナサス、ときてJTだ。録りためていた映像を放出するかのようなその振る舞いは終りの始まりを予感させ…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ロックへの道編第4回

今回で最終回。色々なものがこの年末で終わっていく。 冒頭は日本のロックの変遷を追っていくのかと思ったが、やはり想像通り『ビハインド・ザ・マスク』の解説に終始した。しかしこれはロック畑から出てきていない坂本龍一のロックに対する「客観性」が前面…

ムーンライダーズ ライブ『Ciao! The MOONRIDERS』

マイミクさんの粋な計らいで急遽行けることになったムーンライダーズのラスト?ライブ。観れると思っていなかったので非常に有意義だったと同時に、直前までチケットを手にすることが出来ないスリルも味わった(笑)。 基本的にアンコールを含めて4部構成。…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 7

やっとここまで来た。最終回に向けて一直線だが、出てくるバンドは恐ろしいラインアップが続く。 キンクスの映像はLDで観ていたが、その後唐突に出てくるグレイトフル・デッドやジム・モリスン亡き後のドアーズ等「何事なのか」という事件にも似た映像が続い…

ムーンライダーズ『Ciao!』

活動休止前の恐らく実質的なラスト・アルバム。前作の絶好調を継承してポップで混沌とした重厚な作品に仕上がっている。印象としては『Don't Trust Over 30』のような感触を覚えた。 その理由は武川雅寛の曲がやけにいい出来だということと、心持ち暗い感じ…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 6

巷はそろそろムーンライダーズで盛り上がりつつあるが、こちらも勝手に盛り上がってきた。 何といってもカーティス・メイフィールド。71年だから丁度ソロデビューの頃の映像で、インタビューも含めて大幅な時間が割かれている。これは猛烈にカッコいい演奏。…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 5

さて後半に突入。そろそろ映像のオーヴァー・ダビングも始まってきて、前半からかなり飛ばしている。時代も71年に入って益々マニアック度も増し、逆に視聴率は低下していった模様。そりゃあそうだよな。視聴者ついていけないでしょう。 Tレックスの色っぽさ…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 4

4枚目にやっと到達。これでもまだ半分だ。 何といってもCANが凄い。ボーカルはダモ鈴木だ。ホルガー・シューカイはまるでオタクの学生のよう。高橋幸宏をして「ヤキ・リーヴェツァイトのように叩きたい」と言わしめたドラムは鬼のように正確なリズムを叩き出…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ロックへの道編第3回

今回はビートルズからその後のイギリスのバンド群へ。やっと自分の知っている時代に入ってきた。 まず驚いたのがピーター・バラカンの解説による1959年のロックンロールスターの相次ぐ降壇。理由は様々だが、ここで一旦ロックンロールが表舞台から消えるとい…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 3

3枚目。まずはイエスのビル・ブラッフォードの若さに驚き。眼光があまりに鋭くて、思わず見入ってしまう。ギターはスティーヴ・ハウだ。ビル・ブラッフォードは80年代のキング・クリムゾンの演奏でしか見たことがなかったが、若い頃から飛ばしてますね。 そ…

ルーマー『Seasons of My Soul』

ここらで箸休め。ボックス購入価格を下げるために一緒に入手した震災直前にリリースされたルーマーのデビュー・アルバム。『スロウ』をFMで聴いて一瞬カーペンターズかと思ったが、新人のアーティストと知ってとても驚いた。 スッと耳に入ってくる柔らかさ、…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 2

2枚目になると大分雰囲気にも慣れてくる。本当にドキュメンタリーパートが多いが、この辺りの番組の作り方はある意味非常にラジオ的で、言ってみればスネークマンショーやサウンドストリートを目で見ているようなものだ。プログラムの作り方というのは手段を…

ビート・クラブVOL3 1970-1972 Disc 1

遂に購入したビートクラブのDVD BOX。年末年始に楽しもうと思っていたが、一足先にポチッといってしまった。それにしてもこいつは凄い。 元々はドイツのTV番組だが、ピーター・バラカンのポッパーズMTVで紹介されて以来取り憑かれてきた。強烈なコンテンツを…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ロックへの道編第2回

「エルヴィス以前には何もなかった」というジョン・レノンの言葉が引用されていた。シンプルにいい言葉を残している。考えてみると自分はビートルズ以前の音楽を聴いてこなかった。自分にとって必要がなかったからだ。ということで今回何を聴きながら書こう…