2012-01-01から1年間の記事一覧
ビーチ・ボーイズの70年の作品『Sunflower』は『Surf's Up』の次によく聴くアルバムです。何といっても山下達郎の原点『Add Some Music to Your Day』が入ってますし、ブルース・ジョンストンの『Disney Girls』に続く傑作『Deirdre』も入っている。『Tears …
山下達郎の歌声を聴いた子供が「演歌みたい」と言ったという話をツイートで見た記憶があります。ボーカルスタイルが粘っこいのでそう聴こえたのかもしれませんが、最初にそのツイートを見た時は可笑しかった。レコード会社移籍後はすっかり御大と化した感が…
今年は山下達郎で年を越すことにしました。そろそろ店頭の在庫もなくなりつつある初回限定盤を船橋でGET。やっとここまで辿り着きました。 先日聴いた佐藤博のサンソンでの追悼特集がWeb上に上がっていて、多くの楽曲に参加していることが分かりましたが、初…
74年リリースのこの作品だけは持っていませんでしたが、何故かユニオンで特設コーナーがあって新品輸入品で安く置いてあったので手にとった次第。本人無許可で制作途中でリリースされ、メンバーもマジック・バンドに去られて・・という悲惨なアルバムですが…
年末にかけて一気に70年代前半のクリムゾンを聴いてきましたが、本作が最後です。10年前に待望の再発を遂げた75年リリースのライブ盤。『グレイト・ディシーヴァー』を聴いてきたので耳は大分慣れていますが、本作が正式リリースされた際にはファンにはまさ…
さあ今年もあと出勤日2日を残すのみ!気合いを入れていかなければ!今年も沢山聴いたなあ。 ということで74年リリースのこの作品はアース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイトが表題曲をプロデュースした作品で、ずっとチェックしていたタイトルです…
あらゆるところで見かける真城めぐみと小暮晋也が在籍しているバンドの97年リリース2nd。1stは持っていましたがこの作品は初めて聴きました。1stの『バイ・バイ・ブルース』なんかはとってもいい曲で、売れないのがおかしいくらいですが、この2ndもいきなり…
今年亡くなった佐藤博の82年リリースソロ作。こいつはいいですね。 今年一十三十一の新作が出た際に、ライナーの対談で江口寿史が「一時期の佐藤博のよう」と評していたのでずっと引っかかっていました。何となくこの作品はタイトルだけは耳にしていたので手…
ライブ会場限定で販売されていた武川雅寛のセッション集が通販でも販売を開始しました。 3曲入りの音源集で武川雅寛と夏秋文尚とのセッション2曲と本人によるデモが1曲。完全なボーナス音源ですが、佇まいは湘南の海から届いた手紙のようです。こうした旅人…
観客の「シャラップ!」という声が印象的な74年ピッツバーグのライブ。インプロヴィゼーションパートが多いですが、続く楽曲のイントロと捉えることも出来るので全体でひとつの流れを創り出している感があります。それにしてもライブばっかりやってたんです…
2枚目。最初はdisc 1の続きですが、アンコールでの『21世紀の精神異常者』の演奏は鬼気迫るものがあります。ブライアン・イーノとの共作曲や他のインプロでのロバート・フリップのギターの音色は80年代のデヴィッド・シルヴィアンとの邂逅の中で響かせていた…
メタル・クリムゾン期のライブ4枚組ボックス。何と恐ろしいことに国内盤で1800円で入手できました。安い!安過ぎる!何ということでしょう。状態もよく、満足です。定価が1万円なのでもっと高いかと思っていましたのでとても嬉しかった。 73年から74年の絶頂…
少し遡って70年リリースの3rdに手を伸ばしてみました。ロバート・フリップのソロ色が強いとの触れ込みですが、趣はジャズ風で管楽器がよく鳴っているのと、アコギの音色が印象的に響きます。重さというより静けさが漂う作品ですね。大分時期によって趣を異に…
『太陽と戦慄』と『Red』の間に挟まれた74年リリースの7作目。こちらも冒頭からスピード感があって聴きやすい印象です。やっぱり『太陽と戦慄』が異質だったんですね。 ジェイミー・ミューアが抜けて緊張感が途切れたのか、あるいは全体としてメロウになって…
やっと聴けたCANの71年リリース3rd。本作は既に未発表ライブと一緒に再発されてますが、迷った末に安い方のオリジナルを選択。まずはこちらで充分です。 ウェブで試聴した際には意外とポップな印象がありましたが、前半(LPでは1枚目)はそんな感じです。延…
同じ76年でもこちらはデヴィッド・ボウイです。前作が『ヤング・アメリカンズ』、次作が『ロウ』という狭間にある作品であまり目立たないんですが、中期ボウイの傑作として名高いアルバムだそうで、ずっと狙っていました。やっと中古で見つけた次第。 印象は…
2枚目。こちらは1stからの曲も多くて、聴き込んでいないことが分かってしまいますが、はちみつぱいの一連のライブと比較すると非常に楽しそうにきらびやかに演奏しているのが伝わって来ます。コーラスは矢野顕子と武川雅寛の奥さんと鈴木慶一の従兄弟という…
アーカイヴシリーズの第1弾。何と年明けには『アマチュア・アカデミー』期のライブと活動休止前ライブの2発が発売予定、ということでまだまだ続くこのシリーズですが、何せ単価が高いので細切れに中古で見つけたら財布と相談してピックアップしているような…
04年発表の5作目。これですべてのタイトルを聴いたことになります。沢山の佳作を発表している人だったんだなあ。 この作品からレーベルも移籍して心機一転セルフ・プロデュース。自信が音に漲っていて非常に瑞々しい。貫禄も備えたいい作品です。最新作の落…
00年リリースの4作目。これはいい! プロデュースは鈴木博文、ミックスは鳥羽修です。『Stargazer』の奥行きのある音、『Time And Motion Study』のグルーヴ。大分貫禄が出て来ました。前作から4年のインターバルがありますが、青山陽一同様メトロトロン末期…
96年リリースの3rd。メトロトロンから作品を出し始めて2作目の作品となりますが、グランドファーザーズの西村哲也をはじめとしたバンドメンバーを従えてのサウンドは大分こなれてきています。もう少しポップかなと思っていましたが、意外と汎用的な感じもし…
先日中古屋で大量にムーンライダーズ系の作品が在庫されていたことを書きましたが、その際に嬉々として買い占めたのが青木孝明の一連の作品でした。先頃発売されたアルバムを聴いた際に自分が持っている作品を1stと書いたんですが、それは2ndの間違いである…
『太陽と戦慄』はその後も通勤中に毎日聴いています。そして緊張感を持って次に臨んだのが黄金期の最後を飾るこの『Red』。表題曲は『Vrooom Vrooom』で聴いてはいたんですが、エヴァンゲリオンに関する対談で宮台真司が触れていた作品だったので、メタル・…
03年リリースの11作目。鈴木博文のソロはあらかた揃えましたが、このアルバムは買い逃していました。何と『くれない埠頭』のセルフカバーが入っていて、これが味があります。朴訥とした味わいに変わっていて別の曲のようでした。 全般的には宅録風の曲が多く…
先日中古屋に行ったらびっくりする程ライダーズ関連の作品が置いてありました。恐らくファンの方が大量に処分されたんだと思いますが、今後こうしたことは増えて来るんじゃないかと思っています。自分もそうですが、例えば大量にCDを持っている人が亡くなっ…
傑作!白井良明3作目の新作が出ました。キャリアを総括する多彩なゲストと共に作り上げた楽曲群はどれもポップで、この人の人柄の良さと単にいい曲をかく人として金字塔を打ち立てましたね。 ジャケットの風貌や総決算みたいな振る舞いはまるでブーツィー・…
久々のコンビによる新作。前作はあまりの暗さに売り払ってしまい、今回の新作も心配していましたが、事前にPVなどを観る限りは結構歌ものとして成立していそうだったので比較的安心して聴くことが出来ました。アンディ・パートリッジのギターを弾く姿が久し…
71年リリースの2ndですがいきなりライブ盤という作品です。何でもダニー・ハサウェイの『Live』と同じ会場だそうで、臨場感が同じで生々しい。観客の声も近い感じがして実際にライヴを観ているかのようです。いやあ、年末っぽくていいですねえ。 しばらく前…
久々にやってしまいました。二重買い。。 持っていることをすっかり忘れて「そろそろスタックリッジでも聴き直そうかな」等と以前てっきりレンタルオンリーだったと勘違いして手にとった72年リリースの2ndです。まあ紙ジャケリマスターだからいいかな。 プロ…
遂に40周年記念エディションを手にしてしまいました。このアルバムはアナログで一時所有していましたが、今ひとつ地味で印象に残っていなかった。80年代のクリムゾンしか知らなかった身としては、当時のライブの『太陽と戦慄パート2』の衝撃が余りに大きくて…