2013-01-01から1年間の記事一覧
年内はこれが最後。ジョン・レノンの74年作品。こちらは7年ぶりの買い直しになります。レンタルで借りてiPODに入っていたのでたまに聴き返すことはありましたが、それでも久々に聴きました。安心して聴けるポップスです。 『Bless You』が一番いいなと思いま…
グランドファーザーズは2012年に再結成作をリリースしましたが、実は予兆が2010年頃からあって、この作品にも元メンバーが集結しています。青山陽一のブログを見ているとライブもやっていたようなので再結成は必然だった訳ですが、それにしても21年ぶりの新…
年末年始はソウルを聴こうかなと思っていましたが、中古屋でまず目に留まったのがこちら。これもバラカン・モーニングでボビー・バードの曲を聴いたのがきっかけですが、そもそもがJB自体作品量が多くて混沌としていて、かつ関連作も多いということでなかな…
かしぶち哲郎さんが亡くなったので追悼の意も込めてレビューします。もしかしたらかしぶち作品の中で一番好きかもしれない。 『キ・サ・ラ恋人』が当時CMタイアップ曲となったので耳にする機会は多少はあったと思いますが、その後忘れ去られて幾千年。ただ、…
かしぶち哲郎さんの訃報に心を痛めつつ、バラカン・モーニングで何度も耳にしているテデスキ・トラックス・バンドの本年8月に出た2作目を聴いています。今度来日もするそうですね。 11人という大所帯で、かつオールマン・ブラザーズ・バンドにも参加している…
ここ最近は寒いのでCDを聴くにも慣らし運転が必要です。折角なので聴き込めていない『オン・ザ・コーナー』等を聴いていましたが、以前受けた印象からは少し違ってきていて、やっぱりカッコいいなあ、と思いながらこの2枚目に臨みました。確か『ジャック・ジ…
74年の作品。これは敷居が高い。 エレクトリック・マイルスは『アガルタ』と『パンゲア』で終焉を迎える訳ですが、その直前に存在する問題作としてこの2枚組は燦然と立っていて、なかなか手の出しにくい位置にありました。何といっても冒頭から30分越えです…
毎週聴いている高橋幸宏のEveryday Musicでこのミニアルバムの曲『Get The Hell Out』がかかって非常にカッコよかった。ということでずっと中古屋で探していましたが、この度たった400円で売られているのを発見しました。即買いですね。 07年の初めにリリー…
サントラが続きます。コーネリアスが音楽を担当した映画『攻殻機動隊ARISE』。ちょっと観てみようかなと思っています。理由はMVの音と映像がシンクロする手法が映画にも反映されているかどうかを確認するため、というマニアックなものなので、内容も含めてと…
3年ぶりの新作ですが非常にいい出来ですね。前作の単独公開録音から一転、スタジオに入って、やはり単独で作り上げた作品。たったひとりでグルーヴを出していく。 奥田民生も石野卓球もそうですが、同年代のアーティストは緩やかに原点回帰していて、上の世…
ディスク2はアウトテイク集です。ライナーにもあるように録音ではかなり多くの音色を試行錯誤して作り上げたそうですので、こうした音の異なるバージョンが残っているとのこと。それにしてもまるで弦楽器のように聴こえている音がすべて電子楽器の処理によ…
戦メリのサントラが再発されました。実は映画音楽が苦手なのでこれだけは持っていなかったのですが、音がいいとのもっぱらの評判なので大枚はたいて購入。しかしこの時期に3800円とは何と強気な・・。 エンジニア自身語っている通り、音圧がかなり低めです。…
振り返ってみたらおよそ5年ぶりに買い直したことになります。89年リリースのこの作品は前作の大ヒットの波に揉まれて強烈なプレッシャーの元迷い悩んで作り上げた大作だったようですが、5年前はそれをさらっとレンタルで借りてiPODに入れっぱなしでした。時…
ゴドリー&クリームの81年リリース4作目。比較的打ち込み主体のアルバムですが、何といっても『ウェディング・ベルズ』が収録されているのが偉い。この曲はPVが秀逸で、VHSで『ヒストリー・ミックス』を観ていた頃に感動したものです。 冒頭の『スナック・ア…
2枚目。この辺りのマイルスを聴いていると何故昨年自分がキング・クリムゾンを聴き始めたのか分かるような気がします。いわゆるインプロヴィゼーションはザッパを聴き始めて以降徐々にはまってきたのですが、様々なパーカッションも含めてこうした延々と続く…
ピーター・バラカンが役員になって以降、インターFMをよく聴くようになりました。毎朝通勤時には必ずスマホでバラカン・モーニングを聴いていますし、日曜の夜は高橋幸宏のEveryday Musicを聴くのが習慣になってしまいました。やっぱり音楽でラジオを盛り上…
寒くなってきたのでCDプレーヤーが音飛びするようになりました。おかげで昨日は聴けずじまい。これからこんなことが続くと嫌だなあ。 ということで幾分今日は気温が上がって(といっても寒いですが)音飛びもなさそうです。2枚目は50分程度なので一安心。で…
フィッシュといえば伝説のフジロック出演が思い出されます。99年のことのようなのでもう随分前ですが、WOWOWで映像を見て衝撃を受けました。トレイ・アナスタシオの延々と続くソロと盛り上がりでの会場がライトアップされた瞬間の恍惚といったら、会場にいな…
最後、3枚目。今日もすきま風が吹いて少し音飛びしましたが構わず聴き進めました。 フィッシュの何が他と違うかというと、やはりピアノの音なんだなと気付きました。単にギターソロだけだと他にも事例はありますが、バックに流麗なキーボードの音が鳴り響い…
フランク・ザッパを初めて知ったのはとあるFM番組の特集でした。既に大量のアルバムをリリースしており、その活動の多彩さに目眩がしたものでしたが、一貫してその奥にはユーモアが存在していた。今回もやはりオノ・ヨーコの声は聴くに堪えないものがありま…
72年リリースのジョン・レノンのこの作品は政治色が強そうでずっとミッシング・リンクでした。ソロになってからのジョン・レノンは昨今のポールの再評価から自然と忘れ去られて行った感があって、その濃過ぎる内容から襟を正して聴かねばならない感覚に覆わ…
祝ナゴム再始動! ということで鈴木慶一とケラのユニットによる作品が出ました。ナゴムといえばカーネーションの『夜の煙突』や電気グルーヴの前身、人生などの作品を世に出して来たレーベルですが、当時は有頂天のレーベルという印象が強くて、いわゆるイン…
Amazonでフィッシュのアルバムを予約したらMP3のクーポンがもらえたので前から気になっていたプリンスの新作をダウンロードしました。 MP3なので音はイマイチですが、曲の方は非常にオーセンティックでいいですね。プリンスも驚く程変わらないなあ。先日高橋…
岡田徹、山本精一のユニットによる12年ぶりの2nd。いやあ、構築型だなあ。 ボーカルが奥まっていてサウンドアレンジは超ニューウェーヴ。懐かしい音像でもあり、かつ最新型。岡田徹のアレンジは山本精一という個性を前にするとこんなにも鋭くなるのか、と実…
変わらぬことがこんなに心地良いとは。 プリファブ・スプラウトはリーダーのパディ・マクアルーンのソロユニットになってしまいましたが、何でも視覚と聴覚に障害を抱えてしまっているようで、ほぼ新作はないかと思っていました。そこに届けられた過去の音源…
くるりは息子の友達が好きらしく、一度WOWOWの番組を録画してあげたことがありました。どの時期のことだったか忘れましたが、06年以降であることは間違いありません。本作は05年リリース。この作品もストレートなロックになっています。 とりあえず京急を歌…
くるりは『THE WORLD IS MINE』しか持っていないという不届きものですが、レンタル屋に結構揃っていたのと、先日たまたま休日に見ていた電車の番組でバックにかかっていたのがきっかけでちょっと聴いてみるか、という気になりました。この作品はその『THE WO…
結局昨日は台風のあおりを食ってお休み。久々にゆっくりできました。ということでサケロックに戻って2010年リリースの現在のところ最新のアルバム。これ以降は星野源のソロ活動などもあって作品が出ていません。 発売当時のミュージックマガジンを引っ張り出…
木更津行きは台風で中止。おかげで時間が出来たのでポールの新作を買うことが出来ました。 それにしてもジョージ・マーティンの息子やらグリン・ジョンズの息子やら世代を超えた人達との共同作業を難なくこなす生ける伝説っぷり。恐ろしい人です。でもって今…
今日は川崎・木更津へ行くという強行軍。アクアラインを通って行けるかな。 ということで1作飛ばして08年リリースの3rd。これは本人達も気合いを入れて作ったそうですが、実際のところストイックな作品に仕上がっていると思います。まず音圧が下がったのが印…