2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャッキー・ロマックス『Home Is In My Head』

青山陽一のツイートで知ったジャッキー・ロマックスの71年作品。経歴を見るとアップルから作品を出していた人のようですがまったく知りませんでした。今回ワーナーから名盤探検隊が復活して複数のタイトルを再発していますが、これもそのひとつ。何と新品で1…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 電子音楽編第3回

3回目はシンセサイザーが主題でした。やはり思った通り数学的。パッチとかフィルターとか、アプリやオーディオに関連する単語が出てくるので改めて親近感が湧きます。ハイパスフィルター、ローパスフィルターといった用語は音質系でよく使われる言葉ですね。…

サンディー『イーティン・プレジャー』

誕生日はサンディーで祝うことにしました。本作は80年リリースの細野晴臣プロデュース作。思った以上に音のキレがいいですね。 サンディーといえば『MERCY』なので活動のピークはワールド・ミュージック攻勢以降、というイメージがあるんですが、この頃、つ…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 電子音楽編第2回

本日は坂本龍一さんの誕生日です。そして明日は自分の誕生日、ということでタイミングのいい鑑賞となりました。今回はやはり面白かった。 録音・再生技術の発展、ということでテープレコーダーが出てきますが、何より刺激的だったのは「音をモノとして扱える…

ニック・ロウ『Party of One』

90年リリースの8作目。ニック・ロウは3rdの『ニック・ザ・ナイフ』を本当によく聴きました。そしたら会社でも同じく目覚まし代わりによく聴いていたという人がいて嬉しくなりました。これ、ほんとにカッコいいんですよ。 ニック・ロウは渋過ぎて過去の作品も…

ダニー・ハサウェイ『Never My Love : The Anthology』disc 2

ラストは未発表曲集です。丁度35年前の本日、ダニー・ハサウェイはこの世を去ってしまった訳ですが、ここ最近は色々と追悼ムードでどうしても寂しくなってしまいます。昨年は自分の親の追悼で大変でしたが、今年はまるで親戚が亡くなったかのような雰囲気で…

ダニー・ハサウェイ『Never My Love : The Anthology』disc 1

翻って1枚目。このディスクでダニー・ハサウェイの活動がおおよそ追えますが、活動期間が短い人なのでほぼ70年から73年に凝縮されています。ということは70年代前半の雰囲気なので基本的にはクオリティが一貫している。そんな中でひときわ目を惹くのは『This…

ダニー・ハサウェイ『Never My Love : The Anthology』disc 4

1/13はダニー・ハサウェイの命日のようで、このタイミングで聴けているのも何かの縁のような気がします。先日聴いたライブはその後も通勤中に聴き続けていますが、長距離通勤には丁度いいサイズでやっぱり普通にいいんですね。変則的に聴いていますが次はロ…

スコラ 坂本龍一 音楽の学校 電子音楽編第1回

昨日から第4シーズンが始まりました。およそ1年ぶり。今回は電子音楽から始まります。初っ端はテルミンでしたが、オンド・マルトノの方が演奏のインパクトは大きかったですね。 テルミンはビーチ・ボーイズやコーネリアスですっかりお馴染みですが、改めて演…

『大貫妙子トリビュート・アルバム』disc 2

2枚目。女性中心です。こちらは以前にカバーされた楽曲を集めたもので、古くは70年代からのものから2012年までのものが年代順に並んでいます。でも驚く程質感が変わらない。それはひとえに楽曲の汎用性によるところが大きいですね。 比較的初期の楽曲にカバ…

ダニー・ハサウェイ『Never My Love : The Anthology』disc 3

年末年始はソウルを聴く、と会社の人の年賀状に書いてしまったので、約束通り聴くことにしたのがダニー・ハサウェイのBOXです。これは何といっても『LIVE』の別バージョンが目玉。ということで3枚目から聴くことにしました。 少し音圧が低い。ただ内容は極上…

『大貫妙子トリビュート・アルバム』disc 1

大滝詠一さんへの追悼の意を込めて新年一発目に選んだのは大貫妙子トリビュートでした。当然御大は参加等しておりませんが、シュガーベイブ繋がり、ということと、御大が切り開いた地平はここまで成熟進化しているんだよ、という意味合いを感じながら(とは…

ダニー・ハサウェイ『愛と自由を求めて』

先頃リリースされたアンソロジーの予習として聴き直しました。ダニー・ハサウェイといえば『LIVE』な訳ですが、このアルバムも地味ながらいい作品です。これこそ名盤、という言説には同意しかねますが、『Love Love Love』が入っているのでよしとしましょう…

坂本龍一『Smoochy』

大掃除をしていたら本棚から出てきました。昔買ったことは覚えていましたが、余り聴かないので売ろうと思ってしまいっぱなしだったんですね。その位思い入れのない作品でしたが、最近になってピアノ中心の活動になり『美貌の青空』や『Tango』といった曲が再…