2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

サンディー『アイルマタ』

93年リリースの本作に気付いたのは先日聴いたニュー・オーダーの『Republic』の発売時のミュージック・マガジンを見ていた時でした。同月に発売されていたんですね。何故に買い逃していたか。恐らく内容がダンドゥットのカバーで占められていたからだと思い…

『ナイアガラ・トライアングル Vol.2』

大滝詠一関連で未入手だった1枚。先週ふと立ち寄ったBook offでたまたま目にしました。2枚あったんですが、リリースが新しい方を選んだら20周年記念盤でした。30周年はカラオケとの2枚組ですが、こちらはボーナストラックが沢山入っているのでこれで正解です…

スティーヴ・ジャンセン『Slope』

JAPANの暗さを久々に味わいました。 スティーヴ・ジャンセンの今のところ唯一のソロアルバム。リリースが07年ですから既に7年前になります。大分暗いとの話だったのでしばらく避けていましたが、とはいえリズム隊。それなりの躍動感はあるだろうということ…

ポール・サイモン『Surprise』

これは不思議な作品ですね。06年にポール・サイモンがブライアン・イーノと組んでリリースした10作目。実はしばらく前からチェックしていました。 きっかけはキリンジのインターネットラジオ番組で本作の収録作がかかったこと。どの曲だったかは記憶にありま…

エディ・ケンドリックス『People... Hold On』

元テンプテーションズの人が独立してリリースした2ndソロアルバム。72年の作品です。タワレコ限定で再発されていたようです。 エディ・ケンドリックスは友人の紹介で知りましたが、とてもカッコいい印象が残っていました。どの曲だったか忘れてしまっていて…

ブルース・アンド・テリー『Rare Masters』

ビーチ・ボーイズに加入する前のブルース・ジョンストンとバーズのプロデューサーだったテリー・メルチャーがコンビを組んでいた時の音源をまとめたもの。先日聴いた高橋幸宏のEveryday Musicで『Don't Run Away』がかかっていて、そのめくるめく中期ビーチ…

ニュー・オーダー『Brotherhood』

続いてこちらは7年程遡って86年の作品。これは『Bizarre Love Triangle』が収録されているので手にとりました。何といっても当時PVが秀逸で、デジタルなビートと共に繰り広げられる映像美は強烈なインパクトを残しています。 全体的に感じたのは、この時点で…

ニュー・オーダー『Republic』

後期のニュー・オーダーは本当にポップで出始めの頃のアブストラクトな感じがオブラートに包まれた印象があります。ニュー・オーダーと言えば12インチシングル、という感覚があったので持っていた作品は『サブスタンス』くらいなんですが、『クラフティ』の…

パール兄弟『TOYVOX』

何故かここへ来てパール兄弟が聴きたくなって唯一中古屋にあった本作を手にしました。89年リリースの4作目です。 パール兄弟は何となくその過剰な分かりやすさに違和感があってずっと手にとらずにいました。唯一引っかかったのが『鉄カブトの女』くらいなん…

ジャコ・パストリアス『ジャコ・パストリアスの肖像』

ジャコ・パストリアスを初めて知ったのはご他聞にもれずジョニ・ミッチェルの作品でした。歌うようなベース、その後映像で観た余りの刺激的な姿に、世の中には物凄い人がいることを改めて痛感したものですが、ジャコ本人の作品はアンソロジー以外は実は初め…

ア・トライブ・コールド・クエスト『Beats , Rhymes And Life』

スチャダラパーの源流がデ・ラ・ソウルとクエストだとするとファニーサイドがデ・ラ・ソウル、シリアスサイドがクエストだと勝手に解釈していました。ここ最近何故かクエストの3rdを聴いていたのでふと思い立ってこの4thも手にしましたが、これは当時問題作…