2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

キンクス『Percy』

2枚目は『Percy』と別バージョン集ということで、この構成は納得性が高いものだと思います。『Percy』は以前聴いて意外ときちんとしているなあ、と感じましたが、こうして続けて聴くとその時の印象からは少し違って、当然ながら『ローラ対パワーマン~』のバ…

キンクス『Lola Versus Powerman And The Moneygoround』

キンクスのパイ・イヤーズがレガシー・エディションで再発されることになり、その第一弾として『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第1回戦』(長い!)がリリースされました。タワレコ秋葉原では早くも品切れで、結局DUで入手しましたが、予想通り紙…

ジョニ・ミッチェル『Night Ride Home』

来週プリンスの新作がリリースされますが、そのプリンスもジョニ・ミッチェルを敬愛しているとのこと。不思議な取り合わせのようにも思いますが、やはりジョニ・ミッチェルのコード感というものは幅広いアーティストを虜にする魔力があるということなんだと…

ジョニ・ミッチェル『レインストームとCHALKの痕』

なかなか夜が明けなくなってきました。こちらは先日聴いたばかりの88年作品。音圧の比較をする程まだ聴き込めてはいない内での買い直し。印象は左程変わりません。 あえて書き直すとすれば時間軸的なものになるでしょうが、前作からの流れで聴けば音の質感、…

ジョニ・ミッチェル『Dog Eat Dog』

85年リリースの問題作。といっても聴後感は思っていた程シリアスではなく、きちんとポップ・ミュージック然としていました。どうしてもジャケットの怖いイメージがあってなかなか手を出せずにいましたし、トーマス・ドルビーの参加、電子音楽に果敢に取り組…

ジョニ・ミッチェル『The Complete Geffen Recordings』『恋を駆ける女』

やっと見つけたゲフィン時代のBOX。これで80年代のミッシング・リンクを埋めることが出来ました。巻頭のジョニのコメントを読むと、大分ゲフィンに関しては恨みつらみがあるようで、原盤権を返せと直談判したといった話が強烈です。再発を全然しないことに怒…

ジャパン『Assemblage』

初期ジャパンは『Life in Tokyo』から始まったといっても過言ではありませんが、その前に暗黒の1stと2ndがありました。本人も聴く価値はない、といった類いの発言をしていますので聴かなくていいと思いますが、この編集盤には前半5曲に入ってしまっています…

ブライアン・フェリー『Boys And Girls』

85年リリースということはもう30年くらい前になるのか。恐ろしい・・。 先日バラカン・モーニングで『Slave to Love』がかかって以来、例によって頭の中で音楽が鳴り始めてしまってついつい手を伸ばしてしまったブライアン・フェリーのソロ作。当時は『Don't…

フランク・ザッパ『Mothermania』

音が強い。 フランク・ザッパの一連の作品は一昨年だかにまとめて再発されましたが、その膨大なタイトルの中で目に留まったのが本作でした。初期マザーズのベスト盤で、学生時代にアナログで集めていた頃に非常にレアだったもの。単なるベスト盤ではなく何曲…

マイルス・デイヴィス『Agharta』disc 2

2枚目は1曲60分一本勝負。比較的スローなリズムが続いていきます。シャッフルのビートの中で鳴り響くギターの音はまるでブルース・ハープのようで、一瞬キャプテン・ビーフハートを連想したりもしました。 それにしても演奏がフュージョンに流れていったりし…

マイルス・デイヴィス『Agharta』disc 1

Everyday Musicを聴いているとどうしてもその前のJazz Conversationを聴いてしまうんですが、毎回マイルスのコーナーがあって先日そこでアガルタのプレリュードがかかっていました。やっぱりラジオから聴こえてくるとカッコいいんですね。以前レンタルで借り…

冨田ラボ『Shipahead』

最近ドナルド・フェイゲンの『ナイトフライ』に関する書籍を出して話題を呼んでいる冨田ラボの3rd。これはしばらくスルーしていましたが、乗換駅の中古屋で見かけて手にしました。キリンジのプロデューサーとして出会ってからはや10年近く。すっかり売れっ子…