2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

チープ・トリック『Dream Police』

チープ・トリックを買ってみました。実は初めてまともに聴きますが、本作のタイトル曲はリリース当時も何となく耳にしていたのを覚えています。自分の中ではチープ・トリックというとこの曲、という感じです。78年リリースなんですね。 感覚としてはさすが元…

高野寛『TOKIO COVERS』

今年、高野寛はデビュー30周年ですが、こちらは25周年の時に出たカバー集。当時は見過ごしていましたが、ここ最近で高野寛を聴き直しているので、ついでに購入しました。16曲も入っていてボリュームたっぷりですが、とても良い作品集です。 3曲目の「ドリフ…

矢野顕子『音楽堂』

矢野顕子のリスナーとしても自分は不真面目な方なんですが、この2010年の作品もやっと手にして聴きました。何と既に発売から8年も経っているんですね。驚きです。 そうした時間の経過を全く感じさせない時空を軽く超えた作品に仕上がっていますが、こうした…

原田知世『カコ』

鈴木慶一とがっぷり四つに組んだ3部作の内、94年にリリースされたカバーアルバム。実は3部作の中で持っていたのは『Garden』だけで後は未聴。今回やっと一つ聴けました。 で、とても良いですね。鈴木慶一色が思い切り出ていて、かつライダーズ色も濃い。こ…

ナンバーガール『SAPPUKEI』

00年リリースの3作目。世界観は次作とさほど変わりません。もう既にここで完成されている。かなりの程度で音が研ぎ澄まされて来てしまって、この時点でもう比肩する者はいない状態になっていたんでしょう。この緊張感がそのまま続くことはなかったでしょうし…

ナンバーガール『NUM-HEAVYMETALIC』

ナンバーガールの名前を初めて目にしたのは雑誌の広告だったように記憶しています。独特のフォントで書かれた広告でとても印象的でしたが、その後映像か何かで「日常に生きる少女」のライブバージョンを目にして、その曲が収録されているライブ盤だけ入手し…

クレイジーケンバンド『フライング・ソーサー』

13年リリースのこの作品もCD収録時間いっぱいいっぱい。長い、とにかく。今時の収録時間はLPの頃に戻って来ていて、せいぜい40分前後になって来ていますが、その時代にあってこの収録時間は何事なんでしょうか。まあそこがまたいいところなんですが。 鬼のよ…

クレイジーケンバンド『イタリアン・ガーデン』

折に触れて集めているCKBのアルバムですが、こちらは12年にリリースされた作品です。全21曲の大作で、DVDまで付いている。トータル140分を費やす作品ですが、本当にお腹一杯です。この多作ぶりはどうでしょう。 聴けば聴くほど90年代初頭のオリジナル・ラヴ…

石野卓球『ACID TEKNO DISKO BEATZ』

石野卓球の新作が届きました。前作が久々のリリースで意欲作だったのに対し、今回は短いインターバルで、かつ自身の8枚組BOXも直後に出すというラッシュぶり。絶好調なんでしょうか。 新作の方はというと、ここ最近あったコンパクトな作りから一転、長尺の曲…

スウィング・スロー『swing slow』

今回の掘り出し物第2弾はこれ。市場で見かけることが本当に少なくて、正式な再発を待つほかないと思っていましたが、サクッと店頭にあったんですね。その時は時間がなかったのでこれは一瞬の出来事でしたが即座に手に取りました。 リリース当時は出たことも…

坂本龍一『BTTB』『ウラBTTB』

年明けのビールのCMで露出が高まっている坂本龍一の99年に出た本作はずっと聴かずに来た作品でした。まず当時「Back To The Basic」というコンセプトが気に入らなかったし、その後CM曲で「Energy Flow」が大ヒットしたことにも違和感があった。何故今ここで…

ジェイムス・テイラー『Flag』

ジェイムス・テイラーを真剣に聴き始めたのは高橋幸宏のラジオ番組がきっかけですが、既に随分と聴き進めてしまいました。はっきり言ってどれも同じなんですが、一定してクオリティが高いところでとどまっているのが素晴らしいと思います。 本作ではビートル…

ジョージ・ハリスン『Somewhere in England』

年明けはジョージ・ハリスンになりました。先日聴いた一連のダークホースイヤーズの内、唯一入手できていなかった81年作品。恐らくはジョン・レノンへの追悼曲「過ぎ去りし日々」が収録されているのが目玉になっているのでしょうが、実際には散漫な印象の作…