2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

エルヴィス・コステロ『Secret, Profane & Sugarcane』

平成最後の日は雨模様ですね。エルヴィス・コステロのこちらは2009年作品。この頃のコステロはコンスタントに新作を発表していて、当時まだコステロの過去作品を追い切れていなかった自分にはちょっと過剰なリリース量でついていけませんでした。いずれまと…

エルヴィス・コステロ『North』

2003年にリリースされた作品。聴いた印象はとてもシンプルなものでした。ピアノと向き合っているジャズ・ボーカルのような作品ですね。 丁度昨日、ふと思い立ってしばらく前に入手したノラ・ジョーンズのアルバムを聴いていましたが、改めて非常にいい。静か…

トッド・ラングレンズ・ユートピア『Live at The Chicago Theatre』

およそ一年前の2018年5月にシカゴで行われたユートピアのコンサートを収録したライブ盤が出ました。ブルーレイ、DVDに加えてCDもパッケージした4枚組。最近はこうした映像と音源を一緒にした商品が多くなってきましたが、やはり映像はリピート性が弱いので、…

鈴木博文『ピカソ』

鈴木博文の新作が出ました。ここ最近の鈴木博文の作品は残り少ない人生の時間を意識して、作品ごとに荒々しい音が鳴らされていましたが、ここへきてやっと柔らかな音が帰ってきた。これはひとえにサウンドプロデューサーで参加しているゴンドウトモヒコの存…

高橋幸宏 featuring 東京スカパラダイスオーケストラ『Watermelon』

95年にリリースされた高橋幸宏とスカパラのコラボレーションシングル。90年代の高橋幸宏をリアルタイムで追いかけきれていませんでしたので、このシングルも存在自体をだいぶ後になって知ったという体たらくです。 CDシングルには表題曲と合わせて2曲収録さ…

『NON-STANDARD collection -ノンスタンダードの響き-』disc 4

やっと聴き終えました。ノンスタンダードレーベルの集大成BOXセット。聴きごたえ、読みごたえがありました。時期的にも、位置づけ的にも曖昧な、ややもすると形のないものになりそうだったひとつのレーベルの歴史を、きちんと時代的に整理してその意味を位置…

『NON-STANDARD collection -ノンスタンダードの響き-』disc 3

細野晴臣のノンスタンダードレーベルのBOXセット、3枚目まで聴き進めてきました。 この3枚目で抱いた選曲に関する印象は「器楽的なもの」でした。5曲目の越美晴「リップ・シュッツ」からワールドスタンダード「音楽列車」、SHI-SHONEN「彼と仔犬とわたし」に…