2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ジュリー・ロンドン『Around Midnight』

昨晩久々にZoom飲み会に参加しましたが、ここ最近は仕事以外で滅多に人と長く話す機会がないので、逆に自分のコミュニケーションのスタイルを客観的に見つめ直すいい機会になるような気がしました。「ああ、こういうところが自分の悪い癖だな」といった反省…

ビル・エヴァンス『Bill Evans At The Montreux Jazz Festival』

68年のビル・エヴァンス・トリオのこのライブにはドラムスにジャック・ディジョネットが参加しています。この後マイルスに引き抜かれてしまうということで、ビル・エヴァンスとの共演はたった一瞬の出来事だったようですが、自分は『ビッチェズ・ブリュー』…

ビル・エヴァンス『Green Dolphin Street』

こちらもフィリー・ジョー・ジョーンズとポール・チェンバースのリズム隊によるピアノトリオ作品。ビル・エヴァンスにもこんな作品があったんですね。活動初期の59年録音作品で、チェット・ベイカーの録音終了後に突発的に録音された音源のようです。 リズム…

ケニー・ドリュー『The Kenny Drew Trio』

ジャズに戻ります。こちらは56年に録音されたケニー・ドリューのピアノ・トリオ作品。ここでもドラムはフィリー・ジョー・ジョーンズ、ベースはポール・チェンバースです。いったいこの二人はどれだけ仕事をしているのか。 ケニー・ドリューを最初に聴いた印…

細野晴臣『NO SMOKING』

最後は映画です。公開時も観に行きましたが、そこでも感じたのはとても多彩でかつ演奏シーンが多いので非常にグッとくる映画だな、ということでした。細野さんの音楽自体が多彩なので、その歴史を辿っていくと自然と多彩な音楽映画になる。これはとても楽し…

細野晴臣『イエローマジックショー3』

50周年記念公演の際には、コンサートとは別にテレビで放送されていた音楽コント番組の舞台版も催されていました。こちらはBSでも放送されましたが、ラストのジョイマンとのコントがちょっと痛々し過ぎて、若干見るに耐えないなあ、と感じていたのが正直なと…

細野晴臣『50周年記念特別公演』

細野晴臣の映像作品が3タイトルリリースされました。まずはデビュー50周年を記念したコンサートの映像。こちらは以前にWOWOWで放送された内容と同じものになります。 このコンサートには確か応募して外れた記憶がありますが、もうそろそろちゃんと観ておか…

細野晴臣『あめりか Hosono Haruomi Live in US 2019』

細野晴臣の2019年のLAでのライブ盤がリリースされました。ここ最近の活動は映像にはなっていましたが、音源としてリリースされるのは初めてなので、まずはめでたい。どうしても映像はリピート性に乏しいので、やはりここは音で欲しかった。 ご本人も語ってお…

ウィントン・ケリー『Kelly at Midnite』

ウィントン・ケリーといえば「枯葉」になってしまうようですが、あまり知らない身としてはこちらの60年録音の作品。重要なのはポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズが参加しているということで、マイルスのリズム隊とのピアノトリオ作品とな…

マシュー・スウィート『Catspaw』

マシュー・スウィートの新作が出ました。今回もきっと国内盤はなし。そもそもがクラウドファウンディングで資金調達して製作したという話なので、経済的には苦しそう。作品もいつも通りどこか吹っ切れない感じで佳作続きです。 90年代のあの思い切りメロディ…