2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャッキー・マクリーン『A Long Drink of The Blues』

ビル・エヴァンスを筆頭に、聴く対象がどうしてもピアノものに偏ってしまうので、管楽器の方で何か良さそうなものはないかと色々と聴き返していたら、このジャッキー・マクリーンとドナルド・バードが耳に引っかかってきました。ということでこちらは57年録…

エンチャントメント『Enchantment』

山下達郎のサンデー・ソングブックで紹介されて手にしたエンチャントメントですが、番組の中で「Gloriaを買いにレコード屋へ走った」というコメントがあって、てっきりアルバム名だと思っていたらどうやらシングル曲だということが分かって手にした76年リリ…

ビル・エヴァンス『Bill Evans at Town Hall Volume One』

先週聴いた『I Will Say Goodbye』は本当に美しくてその後も何度も聴いていますが、そこから11年遡ってこちらは66年にニューヨークのタウンホールで行われた公演を記録した作品。Vol.1とタイトルにありますが、Vol.2が存在しないという作品です。 ベースはチ…

ラヴ・コミッティー『Love Committee』

こちらは山下達郎のサンデーソングブックで紹介されたスウィート・ソウル特集がきっかけで入手したタイトル。1980年リリースのラヴ・コミッティー2ndです。紹介された曲は「I Wanna Make Love To You」という楽曲。 全体的に音が温かい感じがしました。ジャ…

ビル・エヴァンス『I Will Say Goodbye』

晩年のビル・エヴァンスの作品の中でもこの作品と次の『You Must Believe in Spring』はとても良い作品だといわれていましたので、まずはこちらを聴いてみました。77年の作品。 非常に美しいし、強い音がしていますね。最近になってもこれまで入手してきたビ…

ロジャー・ジョセフ・マニングJr.『Glamping』

昨日聴いたリカリッシュ・カルテットを検索していたら、ロジャー・マニングのEPが2018年に出ていたことを知りました。最近は海外アーティストの国内盤がなかなかリリースされなくなったので、発売されたことすら見逃していましたが、やはりここは聴かねばと…

リカリッシュ・カルテット『Threesome Vol.2』

ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニアを中心とした後期ジェリーフィッシュの3人が再集結したリカリッシュ・カルテットの2作目のEPが出ていました。リリースされたことを知りませんでしたので、早速入手して聴いてみました。 ドPopですね。Vol.1の方も充分…

スティーリー・ダン『Aja VS The Scam』disc 2

2枚目は『The Royal Scam』再現の後半から始まります。ここでも夢のような演奏が繰り広げられますが、一連のアルバム再現が終了した後に、様々な時期の楽曲が演奏されていきます。実はそこが楽しい。 とにかく二人がよく喋る。ドナルド・フェイゲンは曲間にM…

スティーリー・ダン『Aja VS The Scam』disc 1

スティーリー・ダンの2009年のボストンでのライブを収録したタイトルがリリースされました。この頃のライブはアルバム全曲を演奏したもので、ここでは『Aja』と『The Royal Scam』が再現されています。これは素晴らしい。 先日聴いた90年代のライブもとても…

矢野顕子『TWILIGHT 〜the "LIVE" best of Akiko Yano〜』

90年代の矢野顕子、今度はライブ映像のベスト盤です。2000年リリースのDVDですが、こちらは以前にCDの方を聴いていました。96年から99年のさとがえるコンサートから選別されたもので、ベースにアンソニー・ジャクソン、ドラムにクリフ・アーモンドという布陣…

マイルス・デイヴィス『Milestones』

昨日古本で入手した『ハード・バップ』という本を読んでいますが、リー・モーガンが銃で撃たれて亡くなった話とか、クリフォード・ブラウンは至極健全な人だった、みたいな話が出てきて、後追いで聴いている身としては目から鱗が落ちるようでした。50年代に…

ズート・シムズ『The Modern Art of Jazz Vol.1』

ズート・シムズの56年録音作品。どうしても聴くジャンルでピアノ系が多くなってしまうので、ここ最近は意図的にホーン系を聴くようにしていますが、この作品はテナー・サックスとトロンボーンの掛け合いが中心です。 56年というと決して古過ぎはしないと思い…

ポール・ウィリアムス『Someday Man』

ポール・ウィリアムスの70年リリース1stアルバム。全曲ロジャー・ニコルズの作曲、プロデュースによる作品となります。こちらも複数のラジオ番組で収録曲がかかったのが琴線に触れて手に取りました。全曲いいですね。 ロジャー・ニコルズは一時期ソフト・ロ…

ジョージ・ハリスン『Early Takes Volume 1』

以前間違えてベスト盤の方を買ってしまいましたが、欲しかったのはこれ。ラジオ番組で「All Things Must Pass」のデモ・バージョンを聴いてノックアウトされました。デモやアーリー・テイクを集めた作品ですが、とてもいいアルバムです。 3枚組の大作『All T…