ムーンライダーズ

『THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974』

臨時収入が入ったので、また10年後悔しないために、はちみつぱいのLive9枚組ボックスを購入。これで幸せな年末年始を手に入れた。 はちみつぱいはムーンライダーズの前身バンドだが、70年代初期の活動中にアルバム1枚、シングル1枚しか出していない。そのア…

ムーンライダーズ『dis-covered』

やった・・。遂に見つけた!ムーンライダーズ98年リリースの『月面讃歌』セルフ・カバー・アルバム。探しましたよ10年間。この年末はこんなのばっかりだな。アニー・ハズラム、ベアズヴィル・ボックスに続いて、密かに快挙!ディスクユニオンに本当にサクッ…

ムーンライダーズ『Tokyo 7』

ムーンライダーズの新譜がとてもいい。本人達も自信作のようだが、実際ミニアルバムの6曲を含めて20曲近くを瞬く間に録音している勢いは、80年代初頭、あるいは20周年の頃の仕事量に匹敵する。 とにかくギターがよく鳴っている。その上、全体の印象は軽やか…

WORLD HAPPINESS 2009

まずはYMOのことから書いてみよう。 元々最近は生楽器主体で演奏したい、という意向が強く、スペインのライブやマキシシングルでも生楽器の音が目立ち始めてはいたが、今回はそれを実現した形。それにしてもオープニングでビートルズの『Hello Goodbye』をや…

鈴木慶一『シーシック・セイラーズ登場!』

ここからしばらく新譜ラッシュが続くので、一旦中古屋巡りは凍結。必殺のビートルズ・リマスター再発で年内は完全撃沈だ。ホントに経済的余裕がないので、更新もしばらくは間があくでしょう。 てな訳で鈴木慶一のソロ。初回はDVD付で3900円もするが、世界観…

ムーンライダーズ『Here we go'round the disc』

1000枚限定でコンサート会場で販売されていたディスクが先日公式サイトでも販売された。速攻で売り切れたようだが、何とか手にすることが出来た。配信限定でリリースされていた曲をまとめたものだが、これがまたいい曲が多い。本当にここへ来て絶好調だ。 白…

ムーンライダーズ『三日月の翼』

月イチ配信の新曲は鈴木博文作。これは『恋はアマリリス』に続いてとても良い。最近の鈴木博文作品はソロ傾向が強すぎて暗めだったが、今回は非常に明るくて、何か吹っ切れた感じがする。まるで80年代の楽曲や20周年の頃の作品のようだ。 それにしても、連続…

ムーンライダーズ『THE WORST OF MOONRIDERS』

10周年の頃に発売されたムーンライダーズのライブ集がHQCDで再発になった。先日の高橋幸宏同様ポニーキャニオン期のタイトルだが、音が断然違う。 1曲目の『こうもりが飛ぶ頃』ははちみつぱい時の曲で、再結成時のCDにも収録されていたが、86年の10周年コ…

ムーンライダーズ『恋はアマリリス』

ムーンライダーズが3ヶ月連続で新曲を配信中だ。前回の『Tokyo, Round & Round』はアッパーな曲で今ひとつの印象だったが、今回はスローのムーンライダーズ節でとても良い。20周年の頃のようだ。 この後、アルバムリリースやツアーが続くという、30年を経た…

鈴木慶一『ヘイト船長とラヴ航海士』

曽我部恵一のプロデュースによる17年ぶりのソロアルバム。先日の細野晴臣トリビュートでカバーしていた『東京シャイネスボーイ』の混沌ぶりがやはり全面に出ている。 曽我部恵一とのコンビでのテイストは70年代のような音になるかと思ったが、予想に反して電…

ムーンライダーズ『OVER the MOON 晩秋のジャパンツアー2006』

もう1年前になるのか・・。CCLemonホールで行われたムーンライダーズ30周年の締めくくりをおさめた2枚組DVDが発売された。ちょっと高かったけど義務なので購入。実際のコンサートも会社の人と見に行った。 当時も書いたが、やっぱり見返してみても『シナ…

鈴木慶一CMワークス

http://diskunion.net/jp/ct/detail/IND1483 鈴木慶一のCMソングを集めたコンピレーションが出る模様。昨年のCMワークスからはや一年経って、30周年も遠い昔のことに。野音もCCLemmonホールも良かったなあ。 鈴木慶一といえば斉藤哲夫だが、それ以外にもか…

Don`t Trust Anyone Over 30

BS2の「ムーンライダーズ30年のサバイバル」という番組を録画してもらって今朝見ました。 「Don`t Trust Anyone Over 30」を聴いたのは20年前なので、当時18歳くらいでしたが、今は気持ちが良くわかります。信用しちゃいけないんですよ、30過ぎは。「僕はい…

マニアの受難入手

昨日、届きました。ムーンライダーズの30周年記念DVDBOX「マニアの受難」。早速見てみたら、あがた森魚の「大寒町」で泣きそうになってしまった。 やっぱり曽我部恵一の「スカンピン」もいいですね。映画DISCとは別に野音の模様のみ収めたDISCもあるんですが…

ムーンライダーズと大貫妙子

誕生日に結局ムーンライダーズのクラウンイヤーズまとめ買いと大貫妙子のRCAイヤーズまとめ買いセットを買いました。曽我部恵一の新作も一緒です。その後、調子に乗ってマニア・マニエラと青空百景も買い直しています。 買ったのは先々週なので、随分日がた…

マニアの受難

映画見ましたので報告します。 基本的にドキュメンタリーですので、インタビュー主体なんですが、初期メンバーの椎名和夫からあがた森魚、PANTA、高橋幸宏、細野晴臣まで多彩な出演者でライダーズの実像を語っております。 ギタギドラの実演やはちみつぱいメ…

ムーンライダーズ30周年コンサート

少し前になりますが、11/22に渋谷公会堂の「後半」コンサートに行ってきました。「前半」の野音に続いて、会社の人と一緒です。こんなに頻繁にライダーズを見るのは初めてです。 ライダーズのコンサートは、思い起こせば「アニマル・インデックス」の時の五…

ムーンライダーズに未来はあるか

#本文は1995年7月号に掲載されたものです。 「楽曲ではなく手法が残っていくバンド」それがムーンライダーズである。独自の視点で作り出す音楽を辿ると、日本のロックの黎明期にぶちあたるのだという。 はっぴいえんどが実在した頃、「はちみつぱい」という…