ブルース・ジョンストン「歌の贈りもの」

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ビーチボーイズの「サーフス・アップ」が大好きだと言う話は以前にも書いたような気がするが、なかでも「ティル・アイ・ダイ」と「ディズニー・ガール」は出色の出来で、前者はブライアン・ウィルソン、後者はブルース・ジョンストンの曲だ。本作はそのブルース・ジョンストンの77年作のソロアルバムで、今回中古屋で1000円で見つけたので迷わず購入した。サンフラワーの曲も入ってるしね。

ただし、ビーチボーイズのセルフカバーはイマイチの出来でむしろその他の曲の方に発見があった。バリー・マニロウが歌って大ヒットしたのがタイトル曲だそうだが、私はよく知らない。全体的にソフトタッチなので一見何の変哲もないように聴こえるが、曲の良さは折り紙付きだと思う。でもビーチボーイズのバージョンの方が良いということは、本作に狂気は不在だということだろう。