クラムボン「まちわび まちさび」

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遂に破産寸前(前からか?)ということでお茶の水JANISへ逃げ込んだ。金のない時はレンタルに限る。久しぶりに借りたので会員更新料がかかった。およそ2年ぶりくらいだろうか。以前通った時も久しぶりだったが、勢いに乗ってMDが一気に100枚くらいになったので当時参った記憶がある。でも今はPCに入れることが出来るので形が残らない。iPodでも聴けるしね。いやあいい時代だ。これを求めてましたよ、今更。

ということで以前から気になっていたクラムボン。一聴して思い出すのは矢野顕子ベン・フォールズ・ファイヴだ。ベン・フォールズ・ファイヴはファイヴといいながら3人編成のピアノバンドだったが、クラムボン原田郁子がピアノなのでそうなってしまうのだろう。でもボーカルが矢野顕子とチャラのmixなのはちょっと気になるなあ。でも3人編成のアンサンブルとしては非常に音数も多くセンスはいい。演奏もいい感じ。FMで気になった曲が入っていると思ってこれを借りたが、どうも入ってなさそう。センチメンタルな感じは郊外の郷愁を誘う。

今、カーネーションの直枝政弘の「宇宙の柳、たましいの下着」を読んでいるが、ここで紹介されているディスクを全部すぐには買えないので今回レンタルに走った。少し前はレコードコレクターズの各年代のベスト100もあったし。まだまだ聴くものは一杯ある。それがある内はとりあえず暮らしていける訳で。「ああ、金が欲しい」と歌ったのはムーンライダーズの「だるい人」。これは40代の歌だった。何と来月で40歳となる。これから10年を大切に過ごさなくてはいけないと思う毎日である。