ローラ・ニーロ「ファースト・ソングス」

f:id:tyunne:20181007110152j:plain

以前、ローラ・ニーロの「スマイル」が好きだということを書いたが、今回初期作品が揃って紙ジャケリマスター再発されたので、一気に購入した。ボンゾ・ドッグ、ピーター・ガブリエルと続いて、やっとDUの予約も完遂。今年は大変な年だった・・。

内容は67年作のデビュー・アルバムでさすがに音が古いが、多数のカバーアーティストが存在するように音楽は堂に入ったものが多い。19歳にしてこの風格というのは何なんだ。印象はキャロル・キングの初期に近いが、本人も言うように多少複雑な構成の曲が多い。表面上は穏やかかつ躍動的だが、ハッとさせる展開が隠れてる感じ。DUの店頭で流れていたアルバムはこれ以降聴くどれかだと思うが、その後の強烈な印象に比べるとまだ若さが目立つ。トッド・ラングレンの初期にもやっぱり近いものを感じる。この辺一直線なんだろうなあ。それにしても40年前とは・・。