HASYMO『HAS/YMO』

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ずっと我慢していたDVDをまとめて3枚購入した。HMVのon lineが一番安いように思ったので、GW中の楽しみにということでまず第1弾はHASYMOパシフィコ横浜に行ったのはもう1年前になるのか・・・。

2枚組で1枚目は当日の全曲を収録。当日はオープニングの『以心電信』と『スポーツマン』でノックアウトされてしまったが、こうしてあらためて見ると『WAR & PEACE』が一番良い。生楽器の比率が高く、細野のベースと幸宏のドラムが延々リフレインする曲に良く合っていて、今回の再結成のコンセプトに最も合った演奏をしているように思う。京都の演奏をTVで見た時も「おやっ」と思った曲だが、やっぱりいいんだな。高田蓮のスティールギターも非常に効果的だ。『EVERYBODY HAD A HARD YEAR』も結構良かった。

残念なのは既に言われている通り、音に映像が遅れていること。基本的に2枚目の『プレミアム10』の映像と比較しても1枚目の画質は悪く、背景のスクリーンのグラデーションにも粗が目立つ。『CUE』での坂本のドラムが象徴的だが、これは5.1chの音にしたから映像のデータを落としたんだろう。でももしかして、5.1chで見れば合ってるのか?コモンズからアナウンスも出ているので、もしかしたらそうかもしれない。まあいいか!
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2枚目はNHKで放送された番組『プレミアム10』とおまけ映像。インタビュアーのリリー・フランキーは喋る時に常に口に手をあてていて、ちょっと不遜な感じ。YMOの3人はリリー・フランキーがまるでいないかのように3人で話し出したりするスリリングな内容。高橋幸宏の神経質ぶりが良く分かるインタビューだ。受け答えで間髪入れず否定したりする。

今年になってもHASYMOは様々なイベントに出るようで、自然体での復活に拍車がかかってきた。ここへ来てこんなご褒美が待っているとは・・・。長く聴いていればいいこともありますね。