『オランダ』

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1973年リリースのオランダ録音。FMで『セイル・オン・セイラー』を聴いて気になっていたので買わざるを得なかった。この曲だけヴァン・ダイク・パークスとブライアンの共作。

とはいえ全体的には地味。ボーナストラックの『ヴァーノン山と小道』に至っては朗読だ。さすがにこの辺までくるときつくなってくるが、ボンゾ・ドッグの朗読よりはましだ。

それにしても、ブライアン・ウィルソンの不在から各メンバーの個性が際立ってくるこの時期のビーチ・ボーイズは、引き出しの深さと似ている声質という意味でムーンライダーズに通じるものがある。やっぱりバンドというのはこの辺の奥行きがものをいう訳で、善し悪しは別としてとても楽しい。