Radiohead『IN RAINBOWS』

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半年経ってレディオヘッドの新譜を手にしたのはLAのCDショップがきっかけだった。限定で11ドルだったか。ちょっと迷って翌日行くともう売れていて、値段も15ドルに上がっていた。

ところが、最近HMVで1490円でかつクーポンで200円引き。これはCDシングル並みの値段、ということであえなく購入。

MTVの番組でリリース直後のスタジオライブが放送されていて、見たらいい訳。『Weird Fishes / Arpeggi』と『Bodysnatchers』がいい。やっぱりドラムがきちんとビートを刻んでいる曲はいいですよ。ポール・ウェラーの『Sunflower』とかね。HASYMOの最近のライブで高橋幸宏が積極的にドラムを叩いているのも圧倒的に正しい。

それにしても、このアルバムが先行無料配信をしたのには驚いたなあ。先日も書いた通り、その後のナイン・インチ・ネイルズやプリンスの新譜CDの新聞おまけ事件なんかも時代を象徴する出来事のように思う。そういう意味ではエポック・メイキングなアルバムな訳だが、単純に内容がポップなのも重要な要因で、その後チャートを席巻したのも頷けるというもの。モンスター・バンドですからね。COLDPLAYよりはいいよなあ。