キューピーさんに頼まれて昨晩M-ONで放送された菊池成孔のライブを録画した。今見終わったところ。生中継だったが、きっちり時間内に収めるところはさすがだ。
菊池成孔は黙ってると怖そうな人だが、喋ると志村けんかみうらじゅんみたいだ。MCで笑いをとっている間、ピアノの坪口昌恭は終始不機嫌そうに座っている。これは渋い。ベーシストは見たことある人だと思っていたらリトル・クリーチャーズの鈴木正人だった。
「戦後は基本的に景気が悪い。その中で唯一良かったのが60年代と80年代。僕らは6に生まれて8に成人ですから。」と菊池成孔が言っていたが、かくいう自分も68年生まれ。そうか・・。だからお気楽なんだな、我々は。
坪口昌恭は東京ザヴィヌルバッハもやっている人。演奏中に機械もいじっていて、電子音が混じるが、前半の演奏で自ら弾いたフレーズを直後にループしているようなシーンがあった。きちんと確認できてないが、これをやってるなら凄い。もっと色々と見せて欲しいなあ。
客席の最前列にいた女性が頭を振りながらかなりノッていたのを見て、妻が「気持ち悪い」と言っていた。