Mark Moogy Klingman『Moogy2』

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ムーギー・クリングマンの78年作セカンド。何故か当時オランダでのみリリースされたそうだ。実際の内容は72~73年に録音されていた音源が元になっているらしい。

ファーストがダミ声だったのに、ここでは歌い方が変わっていて普通になっている。ということは岡田徹と一緒でボーカルに慣れてないからわざとダミ声にしていたということ?いずれにしろ普通に歌った方がいいな。曲がいいんだから。アナログレコードから起こしたようなノイズが入るのは少し気になるところ。

またもやボーナストラックが8曲も入っていて、『Dust In The Wind』も再録されている。(こっちの方が音はいいが。)確かに『Nothing In This World』はトッド・ラングレンっぽい曲だ。『ニューオリンズの夜』なんかはいい曲だな。UTOPIAのステージでも演奏していたらしい。

決め手に欠けるのがこの人が注目されなかった原因だろう。