元ジョイ・ディヴィジョン

電気グルーヴが10月に新作を出すそうだ。この間8年ぶりの新作が出たと思ったらもうニュー・アルバム。元々アウトテイク盤を出す予定が、ゼロスタートになってしまったようで、喜ばしい限り。

HASYMOperfumeも含め、今年はテクノポップの当たり年だが、密かにDEVOも再発したり来日したりしているので、そろそろクラフトワークの再発も…などと思ったりして。

HASYMOについては「枯れすぎ」という意見や「所詮金持ちのなせる技」といった印象を聞くが、一様に細野晴臣については好意的な意見が多い。引き出しの多さに改めて感服していたり、精力的活動に勇気づけられていたりと反応は様々。

端的に生楽器の復権によるエレクトロニカの正常進化と原点回帰のテクノポップという二つの事象が渾然一体となって一つに集約されていく節目の年、2008年はそんな年になりそうでとても興味深い。