ローリング・ストーンズ『Sticky Fingers』

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キャプテン・ビーフハートのアンソロジーを手に取るために中古センターに行ったら買われていて、やっぱり「タッチ&バイ」か・・と落ち込んでいたところ、不意に見つけたのがこのジッパー付きジャケット。

ブライアン・ウィルソンの新譜が鳴り響く中で、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに次ぐアンディ・ウォーホールのデザインである『スティッキー・フィンガーズ』に手が伸びた。

『ブラウン・シュガー』や『ワイルド・ホース』『ビッチ』といった有名曲が入っているこの71年作品は、絶頂期のストーンズを刻印している。正直言ってあんまり熱心なリスナーではなかったが、やっぱりこの時期の強烈な勢いにはかなわない。今聞くとロック・クラッシックで初期衝動に駆られることもないが、緩い雰囲気の中の力強い音は単純に心惹かれる。まあ、かっこいいですよね、やっぱり。

何気にアコースティックのリズムギターが耳に残ってしまう。開放感あるなあ。スカっとしますよね。