『リメイン・イン・ライト』

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80年リリースの4作目。これを代表作とする向きも多いが、多分に実験作であり、トーキング・ヘッズのすべてを表しているとは言い難い。それでも『ワンス・イン・ア・ライフタイム』のかっこよさは何物にも代え難く、ぶっとんだパフォーマンスとクールな狂気に引き込まれることは間違いない。いちいち所作がにくいんですよ。しかもわざとらしいのではなく、自然に狂ってる感じがいい。

 

ここから続く映像の快進撃は自分にとってプロモーション・ビデオというものを作品として捉え始めるきっかけとなった。『ストップ・メイキング・センス』なんかもコンセプチャルで最高だ。 


音の方は後半が暗い。前半はワンコードで引っ張るリズム重視の構成で、当時は驚きをもって迎えられたんだろうと思う。まあでも『ワンス・イン・ア・ライフタイム』が時空を超えて存在感を残しているので、そこだけでも名盤でしょう。

ボーナストラックのアウトテイクも完成度高いなあ。B面はこれを入れれば統一感が出て良かったのに。