一風堂『REAL』

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80年リリースの2nd。音はガラリと変わる。
1曲目から『ジャーマン・ロード』ということで、ベルリン録音のジャーマン・ロック志向というのがあからさまに表現されている。音は憂いを帯びてくるので、1stの音像からはっきりとした進化が見られるが、ある意味同時期のムーンライダーズ『カメラ=万年筆』のようでもあり、「なりたてニュー・ウェーブ」ともいうべき溌剌さをもっている。後半の曲なんかはプログレみたい。
まだ「初期」っていう感じがするな。