05年に出たスティーヴィー・ワンダーの新作。強烈に曲が良い！『From The Bottom of My Heart』が当時何度もFMでかかっていて、通勤途中のケータイで聴きながら「いい曲だなあ」と思っていたが、果たしてアルバムはほぼ全編強烈だった。
2曲目の『Sweetest Somebody I Know』もいいなあ。何でまた最近良くなっているんだろう。このアルバムは10年ぶりだそうだが、アレンジが滅茶苦茶良くなっている。80年代以降に幻滅したサウンドとは異なり、至極今風の音になったからか、というよりセンスが戻ってきているのではないだろうか。娘アイシャとのデュエットもあるし。
『Tell Your Heart I Love You』もいいですね。とにかくグルーヴが復活している。バラード系も軒並み良くて、プロダクションが鉄壁であることが良く分かる。『So What The Fuss』もどこかで聴いた記憶があるが強烈にグルーヴィーで、プリンスが渋いギターを弾いている。
収録時間が77分とひっくり返りそうな長さだが、通勤時間が長いので好都合。これで毎日快適だ。
