ジョー・ママ『J Is For Jump』

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キャロル・キングが1stアルバムリリース前に組んでいたシティというバンドがあって、そのメンバーだったダニー・クーチとチャールズ・ラーキーが組んでいたバンドがジョー・ママだ。中古屋で見かけたこの2ndをたまらず手に取った。71年作。

渋い。音は予想通りで、シティや『つづれおり』の頃のサウンドキャロル・キングの参加曲もある。確か『つづれおり』の演奏メンバーとかぶってるんじゃなかったっけ。チャールズ・ラーキーは一時キャロル・キングの旦那だったし。ドクター・ジョンの曲もやっている。初期ユートピアのメンバーもいる。

リマスターされている訳ではないので音はしょぼいが、いい曲が多くて演奏もグルーヴィーなので聴いてて心地よい。この辺のアメリカン・ロックの基本形みたいな音楽はどれを聴いてもいい感じだ。リトル・フィート一歩手前みたいな演奏もあったりする。