『CM3』

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コーネリアスの他アーティスト・ミックス集第3弾。『CM2』が2003年リリースだから6年ぶりということになる。『CM2』も良かったが、こちらもなかなか。冒頭と締めがスケッチ・ショウなのが象徴的だが、ここ最近のYMO関連への接近が活動に反映された内容、という訳でもないか。

JBなんていう変わり種もあって、これははっきり言ってアーティストのパワーに抗えていない。でも全般的には『Point』から『SENSUOUS』に至る充実ぶりを表す意味で格好の内容。前半の曲群がなかなか心地いい。

インタビューでも言っているが、サンプリングのための著作権管理が厳しくなったせいで、他人の曲というより自分の音のサンプルを使用した傾向が強くなっていることが逆にコーネリアス本人の作品のような色合いを出している、という逆説が成り立っており、どの曲もきらびやかでポップなオリジナル作品のようだ。

http://natalie.mu/pp/cornelius

でもスケッチ・ショウや坂本龍一のリミックスはシンプル過ぎて少し暗め。普通のポップスを手がけた方が真価を発揮するように思う。クリスタル・ケイなんか綺麗だよな。