1000枚限定でコンサート会場で販売されていたディスクが先日公式サイトでも販売された。速攻で売り切れたようだが、何とか手にすることが出来た。配信限定でリリースされていた曲をまとめたものだが、これがまたいい曲が多い。本当にここへ来て絶好調だ。
白眉は白井良明の『恋はアマリリス』と鈴木博文の『三日月の翼』だと思うが、全曲3分程度のコンパクトな曲ながら、非常にポップに出来上がっている。20世紀の終わりに出た『Six musicians on their way to the last exit』もメンバー6人がそれぞれ持ち寄った曲を1曲ずつ収録した作品だったが、今回は鈴木慶一が基本的にボーカルを入れていることもあって統一感が異なる。ここ最近のローファイな音像は引き継ぎつつ、楽曲にひっかかりが多いので、配信だけでは勿体ない仕上がりだ。
ジャケットも表面のプラスチックカバーをずらすと絵が変わったりして楽しい。こりゃあニュー・アルバムが期待できますな。
