ELO『Face The Music』

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75年リリースのELO5作目。印象としてはUTOPIAの『RA』を思い出した。プログレっぽいポップス。ELOにとってもアメリカで売れて転機となったアルバムのようだが、その分かりやすさと適度に当時の時代に合わせた感じが受け入れられたんだろう。時期的に『RA』も77年だから、こうした一見大袈裟で内実はポップ、という音楽が受け入れられる土壌があったんだろうな。

『Strange Magic』『Evil Woman』なんかは普通にいい曲で、後の『Out of Blue』に入っていてもおかしくない位の曲。それにしても何でELOは本国よりも米国で受けたんだろう。その傾向をはっきりと当人達が意識し始めたのがこのアルバムからのようだが、75年当時の状況はその頃小学生の私には分かりようもない。誰か解説してくれないかなあ・・。