先日再発されたミーターズの1st。69年リリースのクラシック。ニューオーリンズのセカンドラインビートはタイトこの上ない。
ミーターズもベストを持っていたので『Rejuvenation』以外は手を出さずにいたが、アイズレーと一緒でオリジナルアルバムもやはりマストだろう。とはいえしばらくスルーかと思っていたが、ピーター・バラカンのFM番組でかかってしまったので、つい手が伸びてしまった。
ベースとギターがユニゾンしてバネのようなドラムが絡むインスト集。ここではすべての楽器が歌っている。4曲目の『Live Wire』はカーネーションの『天国と地獄』の1曲目『オートバイ』の元ネタだ。これを最初に聴いた時は「ああ、なるほどこれかあ」という納得と、短くともアツいビートにノックアウト気味だった。
プロデュースは必殺のアラン・トゥーサン。