アイズレー・ブラザーズ『Harvest For The World』

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絶頂期の76年リリース。15%引きにつられてこの時期唯一買えてなかった本作を購入。いいに決まっている。

昨日の都内は非常に暑かったが、お盆休みの最終日とあって、人のいない東京を散策するかのような年配夫婦やカップル等が目立った。CDショップでは娘か孫を連れたおじさんが熱心にディスクを漁って、連れの子供が「つまんないから早く行こう」とせかしているといった微笑ましい姿も見られた。年配の夫婦でおじいさんがCDを選んでいるような光景も目撃。この時期は休みに乗じた手持ちディスクの大量処分が見込めるので、在庫の充実はパンパじゃない。当然買う側も盛り上がっていたが、午前中のお茶の水地区は一律15%オフというセールで思わず手が伸びてしまった。ああ、財布が・・。

『Harvest For The World』がいいのは勿論のこと、究極のバラード『You Are Love』も入っていて、まさにマスターピース。ジャケットは相変わらずセンスがないが、内容は安心できる極上もの。『Let Me Down Easy』もいいバラードだが、アイズレーがバラードでよく使うこのむせびなくようなアープ・シンセの音は独特でかつ時代を感じさせない。こりゃあサンプリングされるわな。

『So You Wanna Stay Down』も『グルーヴィー・アイズレーズ』で耳にしていた曲。このアコギのカッティングによるイントロがカッコいいんだ。

アイズレーが日本で過小評価されていたため、再発もままならない状況だったことは何となく察しはつく。ある意味このファンクとバラードの定番のような繰り返しははまった人以外には平凡に聴こえてしまう側面もあるだろう。クラブ界隈で再評価されて一瞬盛り上がったことはとても幸運だったと同時に必然でもあった。でもそれ以降、また地味な存在になってしまっているのは何故なんだろう。やっぱり華がないからか・・。