パグウォッシュの新作がベスト盤だったので、代わりにこちらを注文。そのパグウォッシュのトーマス・ウォルッシュとディヴァイン・コメディのニール・ハノンによるユニット。テーマは「クリケット」だそう。
予想に違わぬポップな音だが、XTC、ビートルズというよりボンゾ・ドッグ・バンドに近い曲なんかもあったりする。ディヴァイン・コメディを余り知らないので、そういう味わいなのかもしれないが、全体的にはパグウォッシュ色が強い。そこに生粋の英国色が被さる。平和な感じがしていいなあ。
それにしてもパグウォッシュだの、その派生ユニットだのと言って聴いている人はどのくらいいるんだろう。XTCファンは自然に移行するはずなんだが、ほとんど話題を聞かない。そこそこいい曲が多いんだけどなあ。アンディ・パートリッジのレーベルから出たミルク・アンド・ハニー・バンドなんかもびっくりする程いい曲を書いていたりするので、つくづく勿体ない。この辺のポップな音楽がもっと日の目を見ていくといいなあと思います。
