3枚目は73年12月にシュガーベイブの1stコンサートに客演した時の演奏。うん、これは素晴らしい!
冒頭にはちみつぱいを紹介するのは大貫妙子。そのまま『月夜のドライヴ』に入っていく。音も比較的良くて、臨場感が伝わってくる。和田博巳のベースが太くて引っ張ってるなあ。この時期になると岡田徹や駒沢裕城もメンバーに入ってくるが、演奏に奥行きが出てきている感じがする。『釣り糸』ではかしぶち哲郎がボーカルをとる。ここでもドラムの音はでかい!電子ドラムのような「バシッ」とした音が収録されている。非常にタイトだ。
鈴木博文の名曲『大寒町』も聴ける!ボーカルは武川雅寛にバトンタッチ。鈴木慶一が「くじらさんが歌います」と紹介しているように聞こえるが、この時点で既にくじらと呼ばれていたのか!
この曲をムーンライダーズ30周年記念コンサートで、あがた森魚のボーカルで見れたのは非常にラッキーだった。いい曲なんだ、これも。