カレン・ベス『New Moon Rising』

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75年にベアズヴィルからリリースされた女性SSWの3作目。先日ベアズヴィル・ボックス関連で検索していたらやたらと引っかかってきたアルバム。試聴したらまずオープニングの『Desert』でやられてしまった。この近辺ではどこに行っても置いてなかったのでアマゾンで購入。はちみつぱいの後に聴くと曲が異常に短く感じる。75年だから、こちらの方が後になるのか・・。

確かにジョニ・ミッチェルのようだが、もうちょっとカントリーっぽいし、ジョン・サイモンのプロデュースもいかしている。声質はキャロル・キングみたいだが、こちらの方が少し複雑だ。でもカッコいいですね。

ジョン・サイモンは細野晴臣のトリビュート盤でもジョン・セバスチャンとかと一緒に出てきたので、あんな感じと思って頂ければ良い。アコースティックでアーシーな感じが夢のようだ。ジョン・サイモンはあんまり掘ってないので、これは聴きがいがありそう。シンプルだけど洒落ている。なるほど好きな人が多いのも頷ける。カッコいいなあ、何度も言うけど。33分と短めなのが勿体ないくらい。