Lali Puna『Scary World Theory』

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これはいい!高橋幸宏の『Page By Page』にも参加したドイツのグループLali Punaの01年リリース2nd。4月に出るニューアルバムを高橋幸宏Twitterで絶賛していたので、my spaceでチェックしてみたら、なかなか良かったので探して見つかったのがこれ。

 

この後のサード・アルバムもギターが鳴っていて非常に良さそうだったので、既にHMVに注文済み。amazonでも出品者の在庫しかなく、CDショップにもなかなか置いてない状況。気付いたのが遅過ぎたか・・とも思ったが注文できて良かった。

高橋幸宏の『Page By Page』では1曲目の『Out There』にLali Punaが参加しているが、冒頭に出てくる女性ボーカルがこのバンドのヴァレリーという人。高橋幸宏のコンサートでもゲストで来日したようだ。「前から共演したかった。とにかく暗いボーカルが好き」とインタビューで語っているが、この邪魔にならなさ加減が絶妙で、非常に心地よく耳に入ってくる。

音色も非常に良くて、エレクトロニカなんだけど80年代のテクノを感じさせる。後半が名曲目白押しだが、『Don't Think』なんかのドラムが入ってくる瞬間などは寒気がする程だ。PCで聴いていると何てことのない音もヘッドフォンで聴くと音が迫ってきてとても良い。随所にギターやドラムが入るのがまたいいんだが、3rdではその比率が増しているそうなので益々楽しみだ。

久々にいいアルバムに出会ったような気がします。