ジェームズ・ユール『Turning Down Water For Air』

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Twitter高野寛が「pupaにも自分のソロにも参考になる」と絶賛しているイギリスのアーティストの09年リリース作。こういうのをフォークトロニカというの?非常にポップでいい作品だと思います。

 

エレクトロニカというよりシンガーソングライターだ。何より曲がメロディアスでいい。アコースティック・ギターの鳴りも非常に心地良いし、時折鋭く切り込んでくる電子音の攻めている感じも刺激的。

『Head Over Heel』『The Ghost』と来るとティアーズ・フォー・フィアーズやジャパンみたいだが、『The Ghost』はとてもいい曲。『Breathing In』や『Somehow』もいい。中盤から後半はそんな感じで盛り上がっていく。高野寛が好きなのも分かるなあ。志向が似ているんじゃないかな。ここ最近絶好調なだけに、次回作も楽しみ。今はpupaのレコーディング中みたいですけど。因にpupaのレコーディング・スタジオにあったCDということで、この作品の写真も載っていた。
http://twitpic.com/143kmp

国内盤を買ってしまったが、ジャケットはオリジナルの方が良かったかな。