スコラ 坂本龍一 音楽の学校 バッハ編第2回

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先程見ました。第2回は浅田彰がいなかった。でも議論は興味深い。不協和音の導入による永遠から解決への志向、感情の導入という話は非常に面白い。
編曲手法の講義も面白かった。対位旋律の話を聞いてXTCを思い出したので今『Oranges & Lemons』を聴いています。

坂本龍一が「作曲をやっている」と親戚に話したら「じゃあ何か歌ってよ」と言われて違和感を覚えたという話は、メロディ至上主義に対する反発という意味で象徴的だ。

音楽の構造を紐解いていく試みを映像で語られると説得力があるし、これまで何となく疑問に思っていたことが文化背景も含めて明らかになっていくようで非常に嬉しい。いいですね、この番組は。