チューダー・ロッジ『Tudor Lodge』

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71年リリースのブリティッシュプログレッシヴ・フォーク・グループ、という良く分からないジャンルの音楽。内容は男女混合コーラスのフォーク、というもので、これもKiKiKIRINJIでキリンジ兄から教わった。確か『Kew Gardens』がかかっていた。

思い出したのはアニー・ハズラムやシェリアン・オーファン、ハウディ・ムーンといったところ。アニー・ハズラムがいたルネッサンスプログレの扱いだからなるほどそういうことかもしれないが、こういう独特のグループはジャンル分けが難しい。

 

ジャケットが6面開きの特殊効果を施したもので、これは凄い。かなりのレア盤だったようだが、サクッと1000円くらいで中古で手に入るんだからいい時代になったものだ。CD移行期前のアナログ探しは金かかったもんなあ。同じ流れでメロウ・キャンドルというグループもあるので、こちらも要チェックだ。しかし、こんなもんを聴いてる人は世の中にどのくらいいるんだろうか。楽曲は綺麗でいい曲が多いアルバムなので、聴いてると爽やかな草原にいるような気分になるが、扱われ方がカルト過ぎる。