『Dance to The Music』

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68年発表の2nd。出世作はタイトル曲で、若干古さは感じさせるもののシンプルな煽りになっていて、基本形の完成を見た。

 

スキャット風のコーラスとタイトなリズム、ワンコード突っ走りのような分かりやすさはレコード会社からの指導に従ったところも多いようだが、それでも推進力はあったでしょう。『Higher』なんかも同じような曲だが、A面最後のメドレーなんかは凄い。左右に強引に音を振る処理は気になるものの、12分に及ぶグルーヴは呪術的なものすら感じさせる。『Ride The Rhythm』はうねってていいですね。

まだ真骨頂とまではいかないが、グルーヴの萌芽を感じさせるという意味で好感触。言われるようなフランク・ザッパの影響は左程感じないが、あえて言えば当時の音の質感(前衛的という意味で)が同期しているくらいかな。初期マザーズはかなりの狂気を含んでますからね。そこが個々の音を立たせていて更にカッコいい訳で。

さて、次は『Life』か。