テイ・トウワ『サウンド・ミュージアム』

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97年リリースの2nd。何故か持ってなかったが、これはなかなかカッコいい。同時期に電気グルーヴの『A』が出ているが、聴いていて砂原良徳との同期を感じた。元々ラウンジ風の二人なだけに当然と言えば当然か。

 

細野晴臣森高千里がゲストで参加してたりとプロデュース色も満載だが、端的に音が古くなっていない。考えてみれば音色というのは90年代後半以降、全体的に余り進化していないのかもしれないな。ホール&オーツの『Private Eyes』をボサノヴァでカバーするなんざ、The Bird And The Beeの10年先を行っている。

ただ全体的にカッコ良過ぎて逆に曲単位の印象が残らないのも事実。個々の要素が余りに多いので、聴く側の発見にも時間を要するのでは。ということは長く聴けるということかな。通勤で聴き倒してみましょうか。