ELO『シークレット・メッセージ』

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83年リリースの10作目。この作品と次作の『バランス・オブ・パワー』だけは買い逃していたが、今回中古屋のまとめ買いでこちらのみ発見。で、聴いたらそこそこいいじゃない。『Bluebird』なんで必殺のELO節、というよりジェフ・リン節かな。

 

ELOといえばストリングス、みたいなイメージがあって、そこから脱却した『ディスカバリー』以降の作品は徐々に売れなくなっていったことも含めて地味に映る。実際この作品が発表されたのが83年だから、当時既に自分も洋楽を聴き始めていたはずだが、ほとんどELOの名前は耳に入ってこなかった。せいぜい『ザナドゥ』くらいかな。でも今聴くとその安定したクオリティに感心してしまう。

確かに強い印象は残さないが、それでも一定した分厚い音圧で、音を塗り込めている。このモコッとした感覚が同時代的ではなかったのかもしれないな。実際これ以降のジェフ・リンはELOというよりプロデューサーとして脚光を浴びるようになり、その究極がトラヴェリング・ウェルビリーズを踏まえた再生ビートルズのプロデュースになる訳だ。

ということで、『バランス・オブ・パワー』も探してみようっと。