ファンカデリック『Fankadelic』

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さて、ここからファンカデリックに移ります。これは70年リリースの1st。ジャケットが不気味なので、もっとおどろおどろしい音かと思っていたが、意外と聴きやすかった。というより音が渋い。

基本的には60年代の音という感じがするが、よく比較されるフランク・ザッパでいうとマザーズ・オブ・インベンションの頃を彷彿とさせる。60年代の初期作品みたいな趣。でもファンクなので、コーラスワークがあったりするのはやはり独特。それでも演奏が鳴りまくっているのが安心する。まあ安心する音楽ではないが・・。

ファンクとサイケデリックを掛け合わせてファンカデリック、ということはテクノデリックの10年先を行っている訳だ。どちらも大好きです。ファンカデリックの場合、ギターが鳴りまくっている音なので、ソウル・ファンク系からすると異質な感じがするんだろうが、ザッパが好きなら自然と入ってくる音だ。ワーナー移籍後は徐々にキーボードの比率が増して、よりポップな方向に行くが、それはそれで良い。でもやっぱりファンカデリックはギター、という感じがする。

ギターもいいが、ドラムもドカドカいっていていい感じだ。諸手をあげて賞賛するには余りに怪し過ぎるが初っ端としては思いのほか良かった、という印象。それにしてもボーナストラック合わせて75分はちょっと今の時期長いなあ・・。