フランク・ザッパ「HAMMERSMITH ODEON」

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やっと見つけたザッパの3枚組ライブ盤。絶頂期の78年ロンドン公演で『シーク・ヤブーティ』の音源としてリリースが待望されていたもの。収録曲はこちら。

DISC 1 (tt 55:41):
1. Convocation/The Purple Lagoon (1-27-78) 2:18
2. Dancin' Fool (1-27-78) 3:43
3. Peaches En Regalia (2-28-78) 2:36
4. The Torture Never Stops (2-28-78) 13:52
5. Tryin' To Grow A Chin (2-28-78) 3:37
6. City Of Tiny Lites (2-28-78) 7:01
7. Baby Snakes (2-28-78) 1:54
8. Pound For A Brown (2-28-78) 20:39

DISC 2 (tt 56:17):
9. I Have Been In You (1-26-78) 13:55
10. Flakes (2-28-78) 6:39
11. Broken Hearts Are For Assholes (2-28-78) 3:54
12. Punky's Whips (1-26-78) 10:26
13. Titties 'N Beer (1-26-78) 4:49
14. Audience Participation (1-26-78) 3:32
15. The Black Page #2 (1-26-78) 2:49
16. Jones Crusher (1-25-78) 3:01
17. The Little House I Used To Live In (1-25-78) 7:13

DISC 3 (tt 62:04):
18. Dong Work For Yuda (1-25-78) 2:56
19. Bobby Brown (1-26-78) 4:54
20. Envelopes (1-26-78) 2:16
21. Terry Firma* (1-26-78) 4:10
22. Disco Boy (1-26-78) 6:43
23. King Kong (2-28-78) 10:10
24. Watermelon In Easter Hay [Prequel] (1-27-78) 3:55
25. Dinah-Moe Humm (1-26-78) 6:10
26. Camarillo Brillo (1-26-78) 3:23
27. Muffin Man (1-26-78) 6:18
28. Black Napkins (1-25-78) 5:16
29. San Ber'dino (1-25-78) 5:54

メンバーが凄い。テリー・ボジオエイドリアン・ブリュー、パトリック・オハーンもいる。この後エイドリアン・ブリューキング・クリムゾンに引っ張られてしまう訳だが・・。それにしてもオマケについてる風船とか便座シートというのはよく分からない。ファンタズマのイヤホンみたいに後でベタついたら嫌だなあ。

大好きな『Rat Tomago』が『Torture Never Stops』のギターソロだという事実を知って今回の収録に期待したが、どうもあっちはドイツ公演のもののようだ。でもこちらのソロも同じ質感でいいですね。それにしてもテリーのドラムはカッコええなあ。最高ですよ!この曲。実際にライブで聴いていたら失神していたことでしょう。

『City Of Tiny Lights』のギターソロもいいぞ。これは来たなあ、落ち着け!自分!このパターンでのソロがあったのは知らなかった。『シーク・ヤブーティ』ではカットされてたもんな。ああ勿体ねえ。『Pound For A Brown』もイントロからいかしている。プログレみたいな曲なんだが、こうして聴くと非常にタイトでグルーヴィー。途中のドラムも凄過ぎる。やっぱりメンバーによって演奏は違ってくるんだなあ。

Disc 2にいくと前半は結構ボーカルものが増えてくるが、なかでも『Punky's Whips』のギターソロはイカしている。それにしてもこの頃『The Little House I Used To Live In』なんてやってたんですね。『Burnt Weeny Sandwich』好きなんですよ。大分こっちはアレンジが違うなあ。

Disc 3にいってまずは『Terry Firma』が凄いが、他にも『King Kong』『Watermelon In Easter Hay』『Black Napkins』と名曲が目白押し。しかしさすがにトータル3時間以上を一気に聴くのは疲れる・・。

『King Kong』いいね!ギターソロの話ばっかりで恐縮だが、実際この構成、入り方は純粋にカッコいいと思った。フュージョンテイストも満載だが、この辺の混ざり具合がこの時期の真骨頂でもある。ハードなギターと綺麗なピアノの連続技は最高。シンセの音は相変わらず余り好きになれないが、トミー・マーズとピーター・ウルフはどういう役割分担なんだろう。

『Watermelon In Easter Hay』は『ギター』での強烈バージョンの方が好きだな。ここでは落ち着いた小品という感じ。リラックスして聴ける。リズムも大分違うアレンジだ。でもこっちの方が6年も前の演奏なので、オリジナルはこちらなんだろう。

『Black Napkins』は当たり前のようにカッコいい。もうこればっかりだが、自分はギタリストとしてのザッパが好きなんで仕方ない。大阪の演奏よりもメンバーが多い分若干音が整理されているが、相変わらず凶暴で鳥肌確実。何だこの恍惚は!これももし実際に見れていたら失神。

それにしても期待に違わぬ好盤だった。もし購入を迷っている人が仮にいたら即買いを勧めるであろう。