スコラ 坂本龍一 音楽の学校 ドビュッシー、サティ、ラヴェル編第2回

昨日は一日中金妻の再放送を夫婦で見ていたが、そこにも出ていた森山良子がミュージック・フェアに45周年という企画でムーンライダーズと共演。最近出た新作を鈴木慶一が全面プロデュースしたからだが、そこで演奏された『6つの来し方行く末』が非常に良かったので『Tokyo7』を聴きながらこれを書いています。全然関係ないですが・・。

今回はドビュッシー。テーマは水。『海』という曲の楽譜がとても映像的なのは驚き。波の細やかな動きやダイナミズムを図形的に表現している。それが音になると映像的なんだな。これはもしかして相乗効果があるやもしれん。作曲時に写譜する音階が図形的になると音は映像を喚起するのか。

水の音を刺激剤にワークショップで音を奏でる様子を「マイルスみたい」と表する瞬間はスリリングだ。それにしても最近の坂本龍一のピアノ演奏にドビュッシーは酷似している。逆だな。坂本龍一ドビュッシーに似ている訳だ。以前から今回テーマの3人を好き好き言っていたので当然と言えば当然だが、あらためて意識した。カッコいいですよね。

浅田彰の発言を坂本龍一が遮る瞬間が目についた。話長いのかな。